実はPlayStationゲーム版さらば宇宙戦艦ヤマトの設定資料集の松本零士インタビューに、【プロデューサはスターシャ、サーシャ、森雪のポルノを作ろうと言ってスタッフ達から止められた】という逸話が掲載されているのを発見しました。
この発言が事実か否かは分かりません。
ただ、ヤマト完結編35mm版のラストで事実上の森雪のセックスを描いている以上、かなり本気の話ではなかったかと推定します。
問題はなぜ【ヤマトの女性キャラのポルノ】という発想が出てくるかですが、何となく背景が分かりました。
サンコミックスのセクサロイドの単行本が1974年に発行されています。そして、復刊ドットコムの冒険王オリジナル・宇宙戦艦ヤマトの301pには、第15話の絵コンテ表紙にユキ7号としか見えないキャラが描いてあることが確認できます。
つまり、西崎義展がセクサロイドを知っていることは前提として良く、セクサロイドではヤマトの松本キャラそっくりのキャラがセックスしているシーンがあるわけで(ごっつあんです)、ヤマトのキャラにも同じことをさせたいと思っても不思議ではないと思います。
とすればセクサロイドに近いアダルト感のある【大人向け宇宙戦艦ヤマト】の可能性を西崎義展は模索していた可能性があります。
まあ結果として、大人向けアニメはうろつき童子になってしまうわけですけどね。