突然、全ての戦隊が揃ったとき、頂点に立って全体を代表できるのは誰か気になりました。
一応無い知恵を絞って考えたところ、アカレンジャー説、アカレッド説、鳳ツルギ説の3つを考えました。
以下説明します。
アカレンジャー説 §
最初の戦隊リーダーであるアカレンジャーが全ての戦隊を代表するリーダーたり得るという解釈です。
全戦隊が集合する映画、ゼンカイジャーなどで取られている解釈でもあります。
しかし、単なる年功序列ではおかしいような気もします。
最初だから代表者でもないような気もします。
とはいえ、実績としては最も全戦隊を代表したことの多い人物でしょう。
アカレッド説 §
ほとんどの戦隊はレッドがリーダーです。
そして、全てのレッドの中のRed of Redがアカレッドです。
究極最強のレッドです。
ですので、全ての戦隊のリーダーの中の更に特別な存在なので、アカレッドこそが全戦隊を代表できるという説です。
鳳ツルギ説 §
宇宙連邦大統領という、おそらく最も偉い肩書きを持っています。しかも戦隊の戦士です。管理職ではなく変身して戦っています。
どんな戦隊の司令官でも彼ほどの肩書きは持っていません。
おそらく、肩書きでは最強です。
ライダーだと神様になってしまった鎧武には負けるかも知れませんが、ここでライダーは含めて考えません。
すなわち。鳳ツルギこそが全戦隊を代表できるという説です。
刮目せよ。宇宙連邦大統領鳳ツルギも戦隊の代表者たり得る資質があるのだ。
考察 §
3つの説はそれぞれ根拠が違います。
- アカレンジャー説 年功序列
- アカレッド説 宗教的序列
- 鳳ツルギ説 肩書き的序列
年功序列は実はあまり積極的には採用したくありません。ゴレンジャーが最初の戦隊かどうかも微妙感が残ります。少なくとも、昔は【スーパー戦隊はバトルフィーバーから】だったはずです。
アカレッドは、特定の作品のヒーローではなく、ゴーカイジャーなどで間接的に語られるだけなので、宗教的にレッドの上位に位置すると見なせますが、その分だけ具体性が無くてキャラクターとして少し脆弱です。だからこそ、リーダーになれるという解釈もあります。
鳳ツルギ説は、すなわち、完全に肩書きだけに依存した解釈です。各作品の世界観を無視して、本当に宇宙連邦大統領という肩書きに意味を見出して良いのか、という異論はあり得ます。
個人的な解釈 §
個人的な考えを言うならば、年功序列は百害あって一利無しなので採用すべきではないと思います。
まあ、2011年頃までの解釈でしょう。
アカレッドの持つ特別感は、先頭に立って全戦隊に戦えと指示を出す立場よりも上という気がします。
鳳ツルギは悪くない気がします。すなわち、鳳ツルギは宇宙連邦大統領という立場から降りてきて戦隊ヒーローとして変身して戦えるキャラクターなので、【全戦隊】という大部隊の先頭に立つ資格はあると思います。
問題は、鳳ツルギとショウ・ロンポーの上下関係が分かりにくいことですね。
鳳ツルギがホウオウソルジャーに変身してしまうと、ショウ・ロンポーの配下のように見えてしまうけれど、ショウ・ロンポーもリュウバイオレットに変身すると本当に上下関係が見えにくい感じです。
この先はどうするべきか §
既に子どもの親世代でもゴレンジャーを知らないことが予想されるので、アカレンジャーに固執する必要はないと思います。(好きだけどね)
ではどうするか。
最も綺麗なのは、全戦隊のリーダー的なキャラを新規に産み出すことだろうと思いますが、鳳ツルギをそういうキャラクターに育てても良いと思います。鳳ツルギならアカレンジャーほど古すぎないので、まだ知名度はあると思います。
年齢的にはあまり固執する意味は無く、若くても良いと思います。極端なことを言えば、子どもだって構わないでしょう。
戦隊に苦悩する若いリーダー的な物語があっても、それはそれで良いと思います。
ただし、それは【全ての戦隊を統括するリーダー】の問題であって、個別の戦隊のリーダーはいろいろなパターンがあって良いと思います。
個人的には、すなわち、鳳ツルギの更なる活躍を期待したいと思います。
オマケ §
鳳ツルギの話をするときは、「すなわち」や「刮目せよ」を入れるのはお約束だし、クリスタリア宝路の話をするときは「ワンダー」を入れるのがワンダーお約束だ。