空撮シーンに上北沢が映っているという情報により、仮面ライダー第84話をチェックしました。
結論から言えば、冒頭部分に以下のものが空中撮影で写り込んでいました。
- 環八と京王線の交差部分から北の方
- そこからカメラが左に振られて1970年に高架になった直後の八幡山駅(あとから消えた幻の2つめのホームがまだあある)
- そこからカメラが左に振られて走行している京王線電車(雰囲気的におそらく5000系8連)
- そこからカメラが左に振られて上北沢の交差点(甲州街道の分岐点)。高速道路は未完成で工事中。横のビル(上北沢グリーンコーポのあたりの現存しないビル)の上にナショナルの看板
- そのあと、桜上水の交差点あたりまで一瞬見える
かなり貴重な映像なので、ここだけ何度も見たいですね。
オマケ・よみうりランドの読売スキーセンター §
ついでに、よみうりランドの人工スキー場(読売スキーセンター)が背景に写り込んでいるカットが複数あった。
当時、仮面ライダーは生田スタジオ(現存せず)で撮影されていて、生田スタジオの所在地はよみうりランドに近い場所にあった。近くの土地を使ってバイクなどのアクションシーンを撮影したのではないか。よみうりランドそのものは山の陰で見えないが、高さの高い人工スキー場だけは写り込んでしまったのではないか。
興味深いのは海辺で撮影されたカットの直後にここのカットが入る場合があることだが、まあロケ地が分かるようになると突然場所が飛ぶのは割とよくあることだ。
まとめ §
- 生田スタジオがあったので、生田周辺がロケ地なっているケースは多い。当時の東映特撮は動く当時の風景を見るために要チェックだ
- 仮面ライダーでもヘリを使った空撮は珍しい。それが上北沢を写してくれたのはとても幸運