実は、昨晩から再開したPS4版ACE COMBAT 7のキャンペーンクリアのチャレンジではムービーを全部見ています。
だから、王女の【ハーリングの鏡】発言も見ています。
さて、そこで頭の片隅に引っかかったのがマーサという名前。
ミハイの孫娘たちと同年代という話以外にこれといった情報はなし。
本人は登場すらしていません。
なぜそんな人物の名前が出てくるのか分かっていませんでした。
しかし、今日になって目から鱗が落ちました。
ACE COMBAT 3のヨーコ・マーサ・イノウエと同一人物かもしれないと言われているわけですね。彼女の名前は【ヨーコ】と理解していたので、気付くことができませんでした。
全ての元凶はディジョンというよりヨーコですから、まさに元凶OF元凶が目に前に転がっていたわけです。
しかも、全て明快に分かります。
ヨーコはこのとき【肉体を脱ぎ捨てたミハイが理想の戦闘機パイロットになる】という光景を見ています。つまりはサブリメーションですよ。電脳化ですよ。
まあ、ミハイにはトリガーが勝ってしまうわけですが。トリガーの命は有限。
やはり、理想的な戦闘機パイロットは無限の命を持つAIですよ。
しかし、ミハイのデータはこの時点で完全に失われたと見るべきです。
だから、ヨーコはディジョンから改めてデータを取る必要があったのでしょう。
つまりですね。
電脳化されたディジョンが生身の自分とヨーコがニャンニャンしているところを見ているのと、フギンかムニンが軌道エレベーターから飛び降りる王女を見ているのは、本質的に同じような【見る】という行為ということですよ。
そうすると、なぜM19の最後に無人のADF-11Fが飛んできて、軌道エレベーターから飛び降りる王女の横を飛び抜けるのかと言えば、それはAIが【見るため】だったわけです。AIが見たことは、そのあとのイメージ的な映像の中でAI視点の王女として描かれます。
では、なぜAIは王女を見る必要があったのか。
たぶん何か意味があるのでしょう。