今頃になって気付いたのですが。
大回転ベースはしばしば回転寿司と言われます。
しかし、レスキューと回転寿司の関連性は想定しうるということに気付きました。
まずはサンダーバードです。
サンダーバードは国際救助隊(IR=イオンターナショナルレスキュー)です。
救助メカがレスキューを行うイギリス製人形劇ドラマです。
サンダーバードの一番人気の救助メカはサンダーバード2号です。
この2号の最大の見せ場はコンテナの格納と展開です。
格納シーンは、コンベアに乗って1から6までコンテナが続いて出てきて、今回使うコンテナを2号が収納して発進します。
このシーケンスをオモチャにして遊ぶとすれば、以下の2点が問題になります。
- 頻繁に止めて戻さねばならない
- 駆動機構が下に必要である
この2つを解決するために以下のような対策が考えられます。
- ベルトコンベアを円周状に配置してエンドレスにする
- 台の上にベルトコンベアを乗せる
この2つを実行すると、回転寿司そのものになります。
つまり、回転寿司のオモチャとそれに乗るサイズのコンテナとサンダーバード2号本体があれば、サンダーバード2号ごっこが可能になります。
バンダイには、回転寿司のオモチャのノウハウがあり、それは製造可能だったと考えられます。そこで、回転寿司+レスキューという企画は成立しうるわけです。
しかし、この形状ではサンダーバードに似合いません。
そこで、このサイズならマシンロボが乗ると誰かが気付いたのかも知れません。マシンロボはコンテナ相当なので、サンダーバード2号本体相当のトランスポーターも必要です。
そうなると、企画は回転寿司+レスキュー+マシンロボ+トラスポーターに進化します。
これはもう、マシンロボレスキューの企画そのものです。
トランスポーターがサンダーバード2号(TB2)相当というのは、たぶん、【ウィングライナーにWL2000という文字が入っているのは、TB2→WL2000】ということなのでしょう。
そして、マシンロボの胸に1から5までの数字が入っているのは、コンテナの扉に1から6までの数字が入っているのと似ています。
ついでに言えば、サンダーバード2号の発進は傾斜路ですが、ここはマシンコマンダーの発進に相当するのかも知れません。
こういう感じで、マシンロボレスキューにはサンダーバードの隠しモチーフが多く含まれている気はしますが、それもこれも【回転寿司のオモチャでサンダーバード2号ごっこができる】という気付きからスタートしているのではないか、という仮説を立ててみました。
オマケ §
そうするとジェットロボにはサンダーバード1号的な高速機のイメージがあり、シャトルロボが3号相当。サブマリンロボが4号相当。成層圏ステーションが5号相当と言えるのかも知れません。いや、成層圏ステーションはスカイシップ1相当かな。ドリルロボは当然ジェットモグラ相当。実はポリスロボはペネロープ号相当かもしれません。