感想・映画「ぼくらの七日間戦争」

「1988年の邦画」

• 原作　宗田理
• 監督　菅原比呂志
• 音楽　小室哲哉
• 主題歌　TM NETWORK

「それでなぜ見たの?」

「原作は読んだことがある。あと実はこの映画のサントラCDは持ってた。でも映画は見たことが無かった」

「それで今回やっと見たの?」

「そういうことになる」

「で、面白かった?」

「面白かったよ。子供達は絶対に勝てない。でも、勝てないことを分かった上で一泡吹かせることだけのために盛り上がったのは良かった。あと、キャンプみたいで楽しい感じは良かった」

「他には?」

「暴力教師役で倉田保昭が出てるんだよ」

「Gメン'75に出てた、あの?」

「そう。Gメン'75と違って悪役の凄みがあったねえ」

オマケ §

「金持ち国家の一流映画の風格があると思ったよ。1988年は日本の映画にもそれを感じられた時代だ。今は韓国映画に感じられる風格だ」

「昔は良かった?」

「というか、自分から風格を捨てて貧乏たらしくなった間抜けな日本の肖像だよ」