今日は、東京都現代美術館に行ってきました。
なぜ、ここに行こうかと思ったかというと、偶然、常設展の一部で、「江戸開府400年特別展示 都市と美術」というものをやっていると知ったからです。その時点で、いつまでやっているか不明だったのですが、江戸開府400年特別展示と言っている以上、江戸開府400年の今年が終わってしまうと、それで終わりという可能性が高そうだと思いました。それで、行っておく必要があると思ったわけです。実際、12月21日までだったので、行っておいて正解でした。
さて、東京都現代美術館というのは、前から気になっていた施設でもありまうす。前に、江東区深川江戸資料館に行ったとき(そのときの感想文)、地図で近くに存在することが分かっていて気になったものです。しかし、そのときは、そこではなく近くにあった清澄庭園に立ち寄りました。今日は、その気になる場所に行くという意味合いもありました。
都営新宿線で森下まで行き、そこで大江戸線に乗り換えて清澄白河下車。
このあたりは、こんな素敵な建物が見えたりして、なかなか面白いのですよね。
こんな看板建築らしい建物もさりげなく建っているし。
このまま歩くと、すぐに、江東区深川江戸資料館の前に出ます。
しかし、入りたいのを我慢して前進です。
というわけで、少し歩いて、目的の場所に到着。
ふと見ると建物に他の建物が反射して見える面白い光景ではありませんか。
さて、ここでは今日までの期間として、企画展「ガウディ かたちの探求」展とミュージアムスクール<地球の上で>展というものもやっていました。それぞれ、1200円と500円です。常設展が500円。全部見ると凄い金額になるかと思いきや。2つの企画展のセット券が1350円で、それで常設展も見られるということが分かってホッとしました。常設展も見られるという説明を見落として、うっかり、セット券の他に常設展券も買いそうになりましたが、窓口のお姉さんが気付かせてくれて良かったです。
まず、ガウディですが、あまりの人の多さに、ほとんどまともに見られませんでした。日本人って、そんなにガウディが好きだとは知りませんでした。まあ、いろいろなところで取り上げられているし、ファシスト政権が倒れてからスペインがブームのようなところがあるのかもしれませんが。そういえば、ギャラリーフェイクでネタになったり、新作のルパン三世でも取り上げられていたような。やっぱり、日本でも人気があるのかな。
地球の上で、というのは現代美術入門という意図で構成された優しい入門展示という内容のようですが、これは凄く良かったですね。人は少なかったのですが、とても良かったです。展示されている作品も良かったし、子供でも分かるように要点が書かれた小冊子をくれたのも良かったですね。少しだけ良い勉強になりました。内容も、かなり感動的でした。
さて、そのあと、いよいよ今日の目的、常設展へ。
ざっと、通常の展示を見てから階段を上がって、江戸開府400年特別展示 都市と美術」へ。
いや~、これは良かったですよ。昔の東京の風景画などがたくさんあって、とても気持ちよく楽しめました。
美術館を出たあと、昼過ぎて腹が減っていたので、近くのラーメン屋で食事しました。そして、戻る途中で再び江東区深川江戸資料館の誘惑が……。
さっと入って、短くサッと見てしまいました。
時間がないので、本当に軽く流して見てきただけです。
ここは良いですね。
前回来たときに見落としたのか忘れたのか分かりませんが、火の見櫓の真下から見上げるというのが面白かったですね。ちゃんと登りの階段があって、上に登る構造が見えます。これを、たたたたたっと登れるのが江戸時代の火消しだったのでしょうか。