謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
昨日のソニックの感想。
サブタイトル §
第50話「別れの朝」
あらすじ §
この世界とソニックの世界を分けるための作業が着々と進行しています。ソニックの世界の住人であるエミーは自分の部屋を引き払います。
そんなとき、ストレスにぶち切れた軍人が勝手にエッグマンを攻撃し、大統領を拘束します。一方的に攻撃されるエッグマンをソニックが助けに行きます。
クーデター未遂は鎮圧され、そのあと、しっとりとした別れの時がやってきます。ソニックの世界に帰る装置の前で別れを告げて去っていく者達。
最後にクリスはソニックと別れを惜しみます。言葉で別れの言葉を口にしながら、心の中では、嫌だと繰り返します。
そして、挨拶が終わり、ソニックが元の世界に戻ろうとしたとき、クリスは装置のボタンを押して停止させてしまいます。
感想 §
今回は、特に感想を書く気は無かったのですが、ラストシーンを見て気が変わりました。
ソニックと分かれたくないクリス。よい子を演じてソニックを送り出そうとしますが、最後の最後で、装置を止めるという手段に出てしまいます。他の仲間は既に戻っていて、この世界に残るのはソニックだけ。確かに、ソニックはこの世界に残っても、元の世界に戻っても良いようなことを言っていますが、それでもあまりに強引な行為です。
それは、常識的にあり得ない行為だという驚きがあると同時に、そこまで激しい手段を取るほどに強い気持ちがクリスの中にあるという熱さを感じさせて、とても印象深いものです。
繰り返しますが、クリスの行動は褒められるものではありません。しかし、それを行うだけの強い気持ちが、見る側のこちらを揺さぶるのです。
今回の一言 §
ここまで来て、エッグマンもけっこう良い奴になっているのが素敵ですね。