世の中には、Linuxのディストリビューションというものがいくつもありますが。
新しいものが1つ加わったようです。
Mondara MNU/Linux
このサイトを見て、久々にLinuxに感動しました。
おそらく、Linux Linuxと浮かれている人達の大多数は、このサイトの何が感動的なのか理解できないであろう、と言うことも、更に感動をかき立てますね。
Mondara MNU/Linux についての最初の1行はこんな風に書かれています。
Mondara MNU/Linux (揉んだら 無乳/Linux) は,Yggdrasil Linux をベースとした Linux ディストリビューションです。
「揉んだら 無乳」という部分も真面目なLinux関係者をおくっているようで笑えますが、それより重要なのは、「Yggdrasil Linux をベース」という部分ですね。過去の経験上、Linuxと騒いでいる人達の大多数は、Yggdrasil Linuxという名前を知りません。(おかげで、私は昔Yggdrasil Linuxを使ったことがあると言っても通じなくて困ります)。つまり、このサイトは、Linuxに浮かれる多くの人達に向けて書かれていない、と言うことが分かります。
特徴も1つ1つ、いろいろな古い知識やジョークRFCを知っていないと理解できないことですね。目覚めたときからIP接続が当たり前の、にわか通がUUCPと言われても笑えないだろうし。edやISO-8859も、おそらく分からない人が多いのではないかと思います。
それに加えて、トップページに誇らしげに張られたFreeBSDとApacheのバナー。Apacheはいいとして、FreeBSDのバナーが張られているというのは、本当に分かっている通のFreeBSDユーザーによるエイプリルフールのジョークだということですね。
そして、このサイトを作成した人が想定した、「このサイトで笑える読者」の条件を私は満たしていたようです。そのような条件を満たす人は少数派ではないかという気がしますが、その少数派を楽しませるために、ドメイン名まで取得してこんなサイトを作ってくれたことに敬意を表したいと思います。