2004年04月01日
トーノZEROアニメ感想十兵衛ちゃん2~シベリア柳生の逆襲~total 2328 count

恨み憎しみの話ではなく、自ら抑えようのない誘惑、煩悩の物語であったとは!!

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の十兵衛ちゃんの感想。

サブタイトル §

第13話 「スペードハートでマルだった」 

あらすじ §

 歩朗が力を求めたことで出現した氷の巨人となった喜多烈斎。

 氷の刀が振り下ろされると、フリーシャは空中で鮎之介からスペード眼帯を受け取ります。そして、フリーシャは鮎之介を自由に投げ、自由もラブリー眼帯を受け取ります。

 そして、二人の十兵衛の変身。

 しかし、自由の発熱は限界です。

 自由はフリーシャに、自分は長くは持たないと告げます。敵を斬るのが精一杯。その後も戦いが続くようなら、フリーシャ、あとは頼むと言います。

 そして、自由は喜多烈斎の中の歩朗に、約束通り手合わせしようと、語りかけます。

 剣を抜かない自由は、巨大な氷の剣を、無刀取りで受け、しかも自分の身体の発熱でそれを溶かしてしまいます。

 そして、氷の巨人から解放された歩朗と剣を交え、自由は歩朗を斬ります。

 しかし、二人とも倒れてしまいます。

 倒れた歩朗は言います。オレはこの日のために生きてきたのか。300年も。剣の勝負とは、これほどにむなしいものかのか。

 これで終わりかと思いきや。氷の巨人としての喜多烈斎が復活します。

 喜多烈斎は言います。北に追われた北柳生だったが、いずれ剣の時代を終わると思って、決戦を避けたと。だが、刺客として来た十兵衛を見たとき、十兵衛と剣を交えてみたくなったと。しかし、そのときの十兵衛は剣を抜かず、そのときの果たされぬ思いが、喜多烈斎の思いを300年も残したのだと。

 それを聞いたフリーシャは、その思いを娘の自分が受けようと言います。

 しかし、戦っても喜多烈斎は、「これを柳生十兵衛の剣と申すか、未熟」と歯牙にも掛けません。

 立ち上がった自由とフリーシャは、「最後は共に」と二人で喜多烈斎に立ち向かいます。二人は合体して1つの身体になり、眼帯もスペードとハートが融合して、黒い円形の眼帯に変化します。まさに、初代十兵衛の眼帯です。

 喜多烈斎は、合体十兵衛に斬られ、満足げに笑いながら砕けて行きます。

 変身と合体が解け、そこに出現する初代十兵衛。

 初代十兵衛も、自分の心情を語ります。確かに、北柳生討伐のために送り出されたものの、本当にそれを行う気はなかったのだと。そこで結婚し、フリーシャという娘までできてしまったので、そこに永住する気だったのだと。しかし、偶然にも喜多烈斎と出会ってしまった。だが、そのときに剣を抜かなかったことが初代十兵衛の心残り。それが、今、果たされたのだと。

 そして、心残りが果たされた喜多烈斎は空に消えていきます。

 北柳生達も一緒に消えていきます。

 ただ一人残されるホワイトタイガー。

 初代十兵衛はフリーシャを抱きしめます。

 そして、鯉之介も出現します。鮎之介は鯉之介に抱きつき、実は鮎之介は女の子だったことが明らかになります。

 「鮎之介」と自由に呼ばれても鮎之介は言葉を返せません。

 そして、空に消える十兵衛、鯉之介、鮎之介。

 場面は変わって、いつもの日常の朝。自由の家に迎えにくるみんな。

 そのとき、ふと見ると、鮎之介ハウスで寝ている鮎之介が。

 そして、どこか遠くで、違う制服を着て微笑むフリーシャの姿が。

感想 §

 まったく予想外の展開でしたね。

 二人の十兵衛が並んで戦うところの美しさも特筆すべきところながら。

 これらの一連の事件の発端となった煩悩の数々。実は、喜多烈斎も、初代十兵衛も、現実的に戦いを回避する方向で考えていたという真相。しかし、二人は偶然出会ってしまい、剣を交えてしまった……。それは、剣を交えたいという欲望のなせる技ということなのですね。それをきっかけに、いろいろな物事が狂い、300年の長きにわたってそれが続いてしまったわけですね。

 そして、それを解きほぐすことは、自由にもできなかったことになります。自由は、歩朗を救うことはできましたが、(いや本当に救ったことになるのでしょうか?)、喜多烈斎は救えなかったわけですね。

 そして、露呈するフリーシャの弱さ。スペード眼帯を鮎之介から受け取るシーンは、文句なく格好良いのですが、それですら親の世代の因縁に立ち向かうには不足だったわけですね。

 更には、伏線無用の二人十兵衛の合体に、初代十兵衛の出現。それでも、きっちり話に筋を通して決着させたのは凄いと思います。

今回の一言 §

 EDがさりげなく、最終回バージョンですね。それから、いつものEDの歌であるのに、そこに入る入り方の演出が最終回らしく凝っているところが泣けますね。これは良かったですよ。

シリーズを通して §

 ともかく、凄かったと思います。

 これをどう解釈するかは、咄嗟にはまとめれない感じですね。時間が経過したら、いつか感想のまとめを書けるかもしれません。

 ともかく、監督並びにスタッフの皆さん、お疲れ様でした。とても作るのが大変なアニメだったと思いますので。

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憎しみと裏腹の恐怖を乗り越える見事な傑作!?
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