謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のGANTZの感想。
サブタイトル §
第五話 やったああああっ
あらすじ §
本物が生きていたため、岸本恵のコピーは行き場を失い、玄野計が一人暮らしをしているアパートに行きます。彼女はそこに泊まりたかったのですが、言い出せません。一度は、帰るということになって部屋を出ますが、戻って「ペットみたいに飼ってくれないかな」と玄野計に頼み込みます。
玄野計は童貞を捨てられるという予感で頭がいっぱいになってOKします。
布団が一組しかないので、やむを得ず一緒に寝ることになります。
しかし、期待する玄野計に対して、岸本恵は「ペットとはエッチしないじゃん」と言って上手くエッチを拒絶します。
ベッドの中で、岸本恵は自分の過去と置かれた状況について語り、玄野計はますます手を出せなくなります。
玄野計は童貞喪失せずに朝が来ます。
感想 §
男子高校生のある種の「らしさ」が痛いほどよく描かれているのが、新鮮ですね。馬鹿馬鹿しいほどエッチのことしか頭にないという単純さ。
それに引き替え、ペットのように飼ってくれ、などと大胆なことを言いながら、ペットはエッチの対象ではないと上手くはぐらかす女の子のしたたかさ。それに振り回されてしまう男の子の純情さ。
一方で、暴走族を注意して逆にボコボコにされる情けないオヤジなども、良い味を出していますね。もちろん、そんなオヤジは情けないし、暴走族の連中も情けない訳ですが、そういう情けない連中を横目で見ながらコンビニに買い物に行く主人公の姿が、ある種の達観した情景にも見えます。もちろん、主人公が達観している訳ではありませんが。
今回の一言 §
こうして見ていると、アニメで描くことはまだまだあったじゃないか、という気持ちになりますね。