2004年08月16日
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人間、本当に必死になれば大抵のことはできるもの!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のファフナーの感想。

サブタイトル §

第6話 「翔空 ~ぎせい~」

あらすじ §

 竜宮島を襲う敵。一騎は別の敵と交戦中で戻れません。

 翔子は、一騎との約束を守るために、マークゼクスに乗り込んで出撃します。

 そして、必死の攻撃を行いますが、効果はありません。

 翔子は、敵とマークゼクスをワイヤーで固定して空中に飛び上がります。

 そこで、敵を仕留めることができるはずでしたが、敵と接触続けたマークゼクスは同化されつつあり、離れることができなくなっていました。

 一騎は敵を撃破して駆けつけますが間に合いません。

 翔子は敵を道連れに自爆し、島を守りました。

感想 §

 人間、本当に必死になれば、大抵のことはできるものです。

 まさに、そのような内容のドラマですね。

 翔子の戦い方は全く褒められるものではありません。たとえば、その武器は効果がないとアドバイスされても聞く耳を持ちません。そして、最終的に取った行動は、自分を敵に縛り付け、強引に島から引き離すという行動。これも、同化されるリスクを考えれば、褒められる選択ではありません。それらの不充分な判断にも関わらず、翔子は当初の目的、一騎との約束を果たすという意図を達成します。その過程において、自らの命を落とすとしても。もちろん、必死という言葉に「死」という文字が含まれる以上、命を落とすことよりも目的を達することをひたすら求めることを優先させる態度と言うことになります。

 ここで、特筆すべきは、翔子はいわゆる「特攻」を行うべく出撃した訳ではない点です。我が命を引き替えに仲間を守る、というような話ではありません。必死に戦っているうちに、深入りしすぎ、もはや生きて戻れない領域に行ってしまっただけのことです。そのことを、翔子は後悔などせず、それよりも一騎との約束を守れたことが重要だと思っただけのことです。だからこそ、複雑な波紋を周囲に投げかけると共に、視聴者に対しても単純に割り切れない何かの後味を残しているだろうと思います。これに比べれば、さらば宇宙戦艦ヤマトの自己犠牲が、いかに単純なドラマであったことか。

さらに感想 §

 地面がえぐられると下に装甲外壁。なかなか新鮮味のある描写ですね。地面の下の秘密基地でも、こういう描写はあまり無いような気がします。

 あの子供達は本当の親子ではなく、少なくとも翔子はそれを知っていたわけですね。そして、生まれたときから戦うことが決まっていたという台詞。彼らは、まさにファフナーに乗るために最初から作られた存在?

 そんな立場でありながら、自分の意志で戦いたいと願う翔子。これは重要ですね。たとえ作られた存在だとしても、人の心があります。

 マークゼクスに搭乗した翔子がマシンに接続される激痛の描写。色気があります。しかも、痛みを一騎と共有することが嬉しいというマゾ的なムードさえ漂う濃厚な色気。単純に美少女に肌も露わな服を着せて胸許を強調させたりパンチラをさせたりするような色気とは全く別次元の色気ですね。

 パワーバランスがおかしいマークゼクス。帰還させて調整するという整備員の意見を受け入れない人達。もはや、バランスが悪かろうと戦わせるしかない、という追いつめられた状況ですね。

 そして総士に向けられる、大人に命令するな、という台詞。これも、ある意味で泣ける台詞ですね。そんな台詞を言ってみても、それで何かが良くなるわけではありません。

 最後に、翔子を心配する者達が地上に上がると、ただ空に向かう雲が見えるだけと言うのも良いですね。けして、彼らの目の前でお涙頂戴の三文芝居など展開されません。はるか高空、手の届かないところに翔子は行ってしまったのです。翔子の最後を目の前で見せてもらうことしかできない彼らは、もっと深い心の傷を負うことになるかもしれません。

 それはさておいき、マークゼクスのデザインが凄いなと思いました。人型兵器ではありますが、人型であると言うよりは機械であるという方向に強く向いているデザイン。こういうデザイン傾向は、あまり見ることが多くないので好感です。

今回の一言 §

 本当の親子ではないのに親子の愛の深さが強く描かれているのが、まさに「生みの親より育ての親」と言うことなのでしょうか。

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