謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の鉄人28号の感想。
サブタイトル §
第22話 「暴走の果てに…」
あらすじ §
ビッグファイヤーとベラネード財団は、黒部峡谷のロボットレースで他のライバルを全て破壊してしまいます。これでビッグファイヤー2世を日本政府に売り込めると喜ぶ二人。しかし、ブラックオックスがビッグファイヤー2世を倒し、ニコポンスキーが二人に銃を突きつけます。
ビッグファイヤーとベラネード財団に疑惑を持つ官房長官は、正太郎と鉄人を呼びます。顔が外れPX団のロボットの正体を見せたビッグファイヤー2世を、正太郎は証拠物件として敷島重工に運びます。これを調べれば、犯人の正体が分かると考えます。
しかし、敷島重工には多数のロボットが待ちかまえていて鉄人を襲います。
鉄人の身体が壊れ、内部に太陽爆弾の起爆装置の本物があることが明らかになります。
感想 §
今回は、話が急展開し、しかも多くの人達がそれぞれ独自の行動を取ります。
そのため、書くことが多く、あらすじもかなり端折っています。
たとえば、敷島重工に潜入した大塚が警備員に見つかったと思いきや。相手はクロロホルムの変装だったというのも面白いですね。
微妙な村雨と高見沢の関係も。特に村雨は女装までして修羅場に乗り込みますし。
しかし、最大の見どころは、やはり子供らしさを爆発させて暴走する正太郎君でしょう。「僕と鉄人はあいつをやっつけなければならないんです」などと、まさに子供の勝手な思いこみを言ってくれたりしますね。この、あくまで子供である正太郎を描くこと、そして彼が巨大な力である鉄人を操ることが、この作品のシリーズを通してのポイントと言えるかもしれません。大人の小型版としての子供など描いても面白くありませんからね。子供らしい弱点を持ってこそ、子供には魅力が生じます。
今回の一言 §
寝るときに本を読んでくれる高見沢さん。しかし、そんな高見沢さんに六本全書を読んで欲しいなどと言う正太郎も、大人にはほど遠いですね。しかも、高見沢さんと一緒に寝る展開だというのに、色気も無し。