謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のSEED DESTINYの感想。
サブタイトル §
PHASE-03 予兆の砲火
あらすじ §
ロアノークとシンは交戦しています。
そこに、レイのモビルスーツが助けに来て、戦いは続きます。
ミネルバは、彼らを助けるために正体不明艦を攻撃しようとします。
ロアノークは冷静に状況を見て撤退します。
ミネルバは正体不明艦を攻撃しますが、正体不明艦はそれを迎撃して回避します。
帰還信号を見たシンとレイは帰還します。
ロアノークも正体不明艦に戻り、撤退を指示させます。
(放送開始7分少々の時点で地震報道の特番に切り替わりました。TBSにて)
感想 §
今回の内容で、ハッとさせられたことはいくつかあります。
まず、ヘルメットに息の白い跡が付く描写が良いですね。確かにそういうことはありそうだし、ヘルメットの窮屈感であるとか、息をする生身の身体を意識させて良い演出ですね。手間は掛かりますが。
ミネルバの主砲がビームではなく実体弾のように見えるのも、おそらく意味があるのでしょう。とりあえず、透過光の線を延ばせば「はいこれで戦艦の攻撃」という安易な描写になっていないのは好感です。
ロアノークの強制着艦のシーンもなかなか良いですね。
「諸元をデータベースに登録。以降対象をボギー1とする」という指示も、確かにやるべきことをプロがやっているという感じで良いですね。とりあえず、名前を付けるというのは、対象を明確化して誤解を減らすために有効です。多くの人がやっていないことではありますが。
そして、宇宙戦艦。
ミネルバの砲塔が出てくる描写、いいねぇ。痺れます。
こんなに良い描写をされると、こちらが過去に必死に考えたことがDESTINYの猿真似と思われそうな危惧を感じるほど良いです。(一応ガレージキットの宇宙艦や、3DCGによる宇宙艦のデザインにも関わりがあります。プロとまでは言えませんが)
船体の一部に見えた部分がせり上がって、そこから砲身が伸びてきますね。精度が必要な砲身を、荒っぽい環境に晒しっぱなしというのも芸がないですが、かといって船体の中に丸ごと入っていて、必要に応じて丸ごと出てくるのも無駄が多い感じです。そういう、イマイチ突き詰められていないぬるさを脱却した良いデザインです。
そして、底面に対空火器撃つ敵戦艦。確かにそういうシーンはファーストガンダムのホワイトベースでもありましたが、今ひとつ徹底されていない感があります。しかし、第3話からしてこれだけやってくれたのだから、DESTINYには期待したいところです。
今回の名台詞 §
ロアノーク「欲張りすぎは元も子もなくすか」
ロアノークというのは、実に怖い男ですね。
引き時を心得ている人間ほど敵にまわして怖い者はありません。
その点で、DESTINYは本当に怖い敵との戦いを描くドラマになるかもしれません。楽しみですね。
地震の問題とブロードバンドの盲点 §
今日は本作品放映直前に地震が発生したため、数回ニュースのテロップが入った後、放送開始後7分過ぎの時点で地震特番に切り替わりました。
被災地の方々は大変なことになったと思います。それについては、私もニュースなどを見ながら、かなり心が痛む思いでした。
その話はさておき。
問題は、このDESTINYの第3話はいつ最後まで見られるかです。
MBSのサイトには以下のように記述され、どうもはっきりしません。
■お知らせ■
地震特番のために放送を中断した第3話については、再放送の日時が決まり次第、こちらのページにて、追ってお知らせいたします。
そこでハタと気付いたのは、FLETSではDESTINYをブロードバンド配信していることです。うちは有り難いことにフレッツユーザーです。調べてみると、放送日の22時から配信されるということで22時を待ってみたところ。以下のような無情なメッセージが。
10月23日(土)22時配信予定でしたPHASE-03『予兆の砲火』は
延期させていただきます。
もちろん、TV放送後にブロードバンド配信するというポリシーからすれば、当然の決定だと思います。しかし、22時ジャストにフレッツのサイトが非常に重くなったのを見ると、万が一配信されていたらフレッツのシステムが致命的にダウンしたのではないかという危惧を感じます。(Webサイトとは違うサーバで扱うという可能性はありますが)
それを考えると、安易にブロードバンド配信でTV番組を流せば良いという考えを進めるのは危険ではないかと感じました。突如、なんらかの理由で特定番組へのアクセスが集中すると、システムが破綻する可能性があるかもしれません。