2004年10月25日
トーノZEROアニメ感想蒼穹のファフナーtotal 2243 count

初めての泥遊びに笑顔も満点の可愛いコアちゃん!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のファフナーの感想。

サブタイトル §

第16話 「朋友 ~おかえり~」

あらすじ §

 コアは、友達になったせりちゃんをシェルターに入れると、出たばかりで上手く歩けないからと遠見千鶴を呼び出します。

 千鶴のスクーターによってコアは灯台に移動しますが、その途中で落ちて泥だらけになります。しかし、初めての泥遊びだと言って微笑みます。

 人類軍のパイロットは、竜宮島のファフナーに乗りこなせませんでした。

 竜宮島の人類軍はフェストゥムに負けていきます。

 コアは島のシステムを動作させ、本来の島の住人達を必要な場所に誘導します。司令官らは、人類軍のいない第2CDCに誘導されます。

 竜宮島のパイロット達がファフナーに乗り込みます。

 しかし、フェストゥムの本体の居場所が分かりません。

 コアが灯台の上で歌うと、それは姿を現します。

 しかし、それは強く、島のファフナーは壊滅し、人類軍のファフナーも損傷してしまいます。

 フェストゥムはコアのいる灯台に向かいます。

 遠見千鶴はコアをかばいますが、コアは平然としています。

 そこに、一騎のファフナーが到着し、彼らを助けます。

 コアは一騎が来ることを分かっていたのでした。

 一騎は総士に、総士の気持ちが少し分かったと言い、二人は再び一緒に戦うことになります。

 一騎はフェストゥムを自らに同化しつつ戦い、勝利します。

感想 §

 前回のあまりに壮絶さと比較して、パワーダウンの感はありますが、それはやむを得ないところがありますね。

 それでも、とてもかなり良い内容だったと思います。

 今回の内容を象徴するのは、以下の台詞でしょうね。

コア「みんなが求めているものを与えるのが私の役目。本当にそれが欲しいのかもう一度選んでもらうために。そしてそれがフェストゥムも同じ。彼らにも選んでもらう。そのために私が生まれた」

 コアはあまりに無力な存在に見えます。うまく歩けず、そのために助けを求めねばならないほどです。そのコアが、島のシステムを全て支配し、しかも「みんなが求めているものを与えるのが私の役目」などと大きなことを言います。

 もし、本当に「みんなが求めているものを与える」存在などがあるとすれば、どんなに楽であるか。そして、それによって人はいかに堕落し、破滅していくか。それを想像することは容易です。そういう意味で、コアの発言は極めて大きな危険を孕みます。

 しかし、コアは無条件に与える存在ではないわけですね。求めているものを与える代価として、「選ぶこと」を要求しています。そして、選ぶことはとても辛く苦しいことになります。乗り越えるのはとても大きなハードルとなります。だからこそ、コアは10話以上の間出てくることができなかったのでしょう。

 コアも自ら心を持つことを選んだと言います。心を持ち、会話する存在になることは、傷つき痛みを感じる存在になることを意味するのでしょう。しかし、とても素晴らしい何かを手に入れることになることも間違いないでしょう。

 だからこそ、前回、会話する存在になることを選んだ一騎は、総士に涙を流させるほどの存在になって戻ったことになります。一騎は、総士を理解するために苦しみ、のたうちまわった訳です。それだけの苦労をしてすら、一騎は総士を何もかも分かったとは言いません。ただ、その片鱗を把握し、それによって全てを把握することなどできない奥深さがあると把握したのでしょう。それこそが真のコミュニケーションの始まりです。相手のことを何もかも分かることなどあり得ませんが、だからといって、分かるための努力を放棄することはできないのです。混沌と秩序の中間領域、カオスの縁の上で踊り続けることがコミュニケーションの真の性質……と言えるのかもしれません。

更に感想 §

 今回の敵は、まさに学習する敵フェストゥムの強さ発揮というところでしょうか。勝てるはずだったのに全く勝てません。おそらく、フェストゥムでは仲間の誰かが遭遇した状況は全員で共有され、次回はその教訓が生かされているのでしょう。

 そして、人類軍が負け、竜宮島の者達が戦っても負け、最後には一騎のマークザインに助けられるという、あざといとも言えてしまうカタルシスある展開もバッチリ決まっていますね。しかし、一歩も引かないコア、それをかばう千鶴、そこにバシッと助けに入る一騎というシーンは、演出的に非常に良いムードを盛り上げていたと思います。

 その他、島のファフナーに乗り込んだ人類軍のパイロット達が、まるで身体が巨大化したかのような感覚に襲われて戦えない描写も良いですね。そうか、ファフナーとはそういうものだったのか、と言うことが良く分かる描写です。

今回の名台詞 §

 今回のコア語録も良いですね。

「大丈夫、島の痛みが伝わってきただけ」

「そう、あなたたちも選んだの。会話のない世界」

「でも、選んだのはあなた達だけではないの」

 しかし、総士と一騎の会話もなかなかの素晴らしさですね。

総士「今更おまえが何を」

一騎「今は少しだけ分かった気がする」

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