2005年01月03日
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紙を食べるのはヤギか羊かで言い争うマシュマロ通信!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のマシュマロ通信の感想。

サブタイトル §

新春アニメスペシャル

坊主が2人で、(ちゃうやろ!)オショウがツー!!

マシュマロ通信&スクールランブル

 として以下の2話を放映。

第39話「ダーク・クラウド降臨!」

第40話「アンジェリカの初恋?」

補足: この2話を放映した後、スクールランブルの以下のエピソードを放映。

第14話「みたことある? かわいくなくない? よろしくおねがいします!」

 スペシャルらしく、以下のような普段はないコーナーがあります。

  • 番組冒頭に和服姿のサンディと塚本天満(スクールランブルの主人公)が並んで番組の内容を解説するコーナー
  • 第39話「ダーク・クラウド降臨!」Aパートの先頭部に作品概要紹介
  • 第39話「ダーク・クラウド降臨!」と第40話「アンジェリカの初恋?」の間に、マシュマロ通信スペシャルニュース。サンディ、クラウド、シナモンの声優が作品について会話を交わす内容
  • マシュマロ通信終了後に、和服姿のサンディと塚本天満が次の番組(スクールランブル)をアナウンス

あらすじ 第39話「ダーク・クラウド降臨!」 §

 クラウドは、遊びに行く約束を破るサンディに腹を立てます。

 クラウドは掃除中に、ベッドの下から声を聞きます。ベッドの下の鞄の中にはサンディに閉じこめられたという人形達が眠っていました。

 彼らは共同でサンディを懲らしめようとします。

 人形の1体、ダークデビルは、クラウドを恐ろしいダーク・クラウドに変えてしまいます。

 サンディは完膚無きまでに酷い目に遭わされます。

 しかし、人形達は、その行為に疑問を抱きます。

 ダーク・クラウドが、眠り込んだサンディの涙を拭くと、クラウドは元に戻ります。

 そして、目覚めたサンディは、ベッドの下の人形達がレアものとして大切に保管していたことを語ります。

 サンディはクラウドと遊びに行くことにします。

感想 第39話「ダーク・クラウド降臨!」 §

 反乱を起こし、仕返しする人形達。

 なかなか恐ろしい話ですね。

 しかし、それも誤解によって発生したことです。

 恐ろしい話が、実は心温まる話に一瞬で転換します。

 その転換が、ダークデビルの姿の変化によって上手く演出されているのが見事ですね。

 それはさておき、紙を奪って食べるをダーク・クラウドを前に、紙を食べるのはヤギか羊かで言い争うマシュマロ通信の面々というのも面白いですね。パニック状態になると妙に基本的な知識も失われるようです。そこがまた人間味を感じさせる良いところですね。

 人形に襲われている時に、人形の会話を聞きながら誰が喋っているか分からないというサンディ。つまり、この出来事を目撃していたのはクラウドを初めとする人形達だけだということになります。人の知らない場所で起こる出来事というのも、神秘的で好きです。

 大珍事は、占いを成功させてしまうシナモンです。しかし、実は人間達は誰もその占いが当たったことを知ることができないので、シナモンの占いはまた外れたという結果になります。うーん、奥が深い。

 間違った解釈として出てくる、「スペースファミリーのセカンドシーズンの第13話に一瞬だけ登場する悪役」という言い方も妙にマニアックでリアリティがありますね。日本の普通のオタクのセンスとは異なるマニアックさです。時として、非常に大きなマニアックさや深さを示してくれる本作品ですが、明らかにそれが指し示す向きが日本の典型的なオタクと異なります。

 実は、番組冒頭に和服姿のサンディと塚本天満(スクールランブルの主人公)が並んで番組の内容を解説するコーナーが、そのコントラストをはっきり示していると感じさせます。番組タイトルを記録する関係上、二人の主人公が並んで見える画面でポーズ状態で放置したのですが、それが二人のデザインの違いを浮き彫りにしてくれた感じがあります。

 サンディと天満を並べると、明らかに天満の方がバランスが良く完成度も高いデザインだと感じられます。しかし、それは天満の方が優れているという結論にはなりません。おそらく、左右に跳ねた髪を取ってしまうと、スクールランブルの塚本天満だと識別することは著しく困難だろうと思います。たとえ取らなくても、スクールランブルが終わって3ヶ月もすれば、もう識別できなくなる可能性があるような気がします。つまり、完成されたデザインであるからこそ、それは繰り返し使われ、結果として良くある平凡なものに堕してしまいます。

 「萌えキャラ」というカテゴライズによってキャラクターデザインが理想的な型にはまってパターン化してしまうのが今時の日本の典型的なオタク的な傾向だとすれば、理想化よりも個性化を指向するマシュマロ通信と決定的に路線が異なるように思えます。

 もう1つ、美人は見飽きるという格言が正しければ、バランスが良いだけのデザインは飽きられるのも早いと言えます。逆に、素直に受け入れられないようなデザイン上の毒を含んでいればこそ、サンディは末永く愛することができるデザインであるとも言えます。まあ一応は天満の左右に跳ねた髪がそのような毒を意図したものだろうと思いますが、あまりに小さくささやかです。

あらすじ 第40話「アンジェリカの初恋?」 §

 アンジェリカは絵本に飽きて、燃えるようなラブロマンス本に憧れます。

 書庫にラブロマンスを求めて入ったアンジェリカは、母の写真を見つけます。

 マシュマロ通信の面々は、何でも願いがかなう「伝説の宝杖」探索の企画を立てます。

 アンジェリカはナッツに接近します。みなは、恋だと思い込みます。

 放送部も交え、みなは「伝説の宝杖」を探します。

 ナッツはその在処を発見しますが、既に効力は無くなっていました。

 実は、アンジェリカの母親はナッツそっくりだったことが明らかになります。アンジェリカは、母親の面影をナッツに見て甘えていたのでした。

感想 第40話「アンジェリカの初恋?」 §

 面白いですね。

 恋の話であるかのように匂わせていながら、実は恋する男ではなく、母親の面影を追っていただけとは。さすがに、性別が違っている以上、こういう展開を見せる作品はあまり無いと思います。しかし、ナッツの長髪は、それに似た女性がいたと言われればそうかもしれないと思わせるものがあります。

 それはさておき、放送部が乗ってくる車ですが、よく見るとリリーが運転しています。確かにバイオレットがふんぞり返って、グースがカメラを構えれば、パンジーかリリーしか残りません。パンジーに運転は無理だとなれば、リリーが運転するしかないのは分かります。しかし、おそらくは本作品で(極度のメイクに頼ることなく)最も可愛いであろうキャラクターが車を運転しているのを見るのは、不思議な魅力を感じさせますね。つまり、リリーは人形などではなく、いろいろな仕事を「やるときにはやる」立場にあるわけですね。

 さて、他にも見どころがありました。

 まず、アンジェリカの父、ジーニアス。本が汗をかいている演出が素晴らしいですね。

 シナモンのダウジングもなかなか決まっています。お宝は見つけられませんが……。

 そして、なかなか良かったのは、アンジェリカに対して妙に色気を出したり変に気を回したりせず、ストレートに優しく対応するナッツです。こんなナッツは、1つの男の理想像とも言えますね。

今回の名台詞 §

ジーニアス「書庫に在庫があると思われる」

 思われる、というのは客観性を示す堅苦しい言い回しです。そんな言葉遣いを娘に対してしてしまうジーニアスさんも愛すべき変人ですね。

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