謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#42 風よ、オイラに吹いて来な!
-RETURN OF WIND-MAKER-
あらすじ §
ハルカは、ランシーンとシロンが1つになるべきだと発見します。
ハルカはランシーンを解放します。
ランシーンはシロンと身体を寄せ合いますが、何も起こりません。
アンナは、風が止まっているというシュウを連れて空に飛び上がります。風を感じたシュウは、我に返り、ランシーンとシロンに触れます。すると、2体は合体し、黒水晶レジェンズの攻撃をあっさりと撃退します。
シュウは、ディーノのパパより、ディーノから託されたものを受け取ります。
CEOは、ジャバウォックをカムバックします。そして、自由の女神のたいまつが、巨大なタリスポッドになってしまいます。
感想 §
メグからキザ夫さんと呼ばれるディーノ。仲間としてここまで一緒に苦労してきたというのに、まだ名前を呼んでもらえないディーノが哀れ。そして、その残酷さを無意識に発動できるメグにこそ、ヒロインの素質があると言えます。
それから、来週、ダークウィズカンパニーに忍び込むと決めるBB。なぜ来週かというと、「事情がある」と答えるBBがナイスです。大人の事情って奴ですね。
シロンを失う可能性があっても、ランシーンとの合体を推し進めるハルカ。白い服に着替えたハルカは、自らのエゴすら超越した善意の天使?
もっと感想 §
今回の最大の見どころは、いかにして止まってしまったシュウが動き出すかですね。
当然、正論の説得では動きません。アンナが何を言っても無駄。
シュウというのは、これまで本作品中最強の存在であったと思います。何が起ころうとも、自分のペースを崩しません。それどころか、周囲を巻き込んでしまいます。それは、悪い結果になりません。
それだけの大物であるシュウですから、当然、きれい事の良くある言葉で動くわけがありません。
ではどうすれば動くのか。
それは、「風」でしたね。風を感じること。しかし、風が止まった今、それはあり得ないことでした。しかし、空を飛ぶアンナというレジェンズが彼を抱いて飛翔したことにより、擬似的な風がシュウに対して発生します。風は吹いていなくても、シュウは風を感じられます。
そして復活。この展開はなかなか燃えますね。
それにしても、この展開は、空を飛べるレジェンズであるアンナが、真剣にシュウへの愛情を抱いているからこそ可能であること。シリーズ序盤に、アンナとシュウのラブラブな話をやっていたのは、ここにつながる伏線であったわけですね。なかなか凝っています。
今回の名台詞 §
ランシーン「なぜ何も起こらない」
ある意味、憎悪の対象でもあったシロンに身体を寄せ、手まで握ったランシーン。そこまでしても何も起こらないことに思わず言いたくなる気持ちは分かりますね。