謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
2005年2月20日のマシュマロ通信の感想。
サブタイトル §
第47話「走れ!サンディ!!」
あらすじ §
イケメンのサッカー部は、サッカー部など話題にすべきではないとするサンディの新聞部に嫉妬心を燃やします。
放送部がそれを焚き付け、サッカー部は新聞部を挑発します。
サンディは挑発に乗り、ミニサッカーの試合を行うことになります。
そして、多くのギャラリーを集めて始まる試合。
劣勢の新聞部。
しかし、悪辣な行動を繰り返すサッカー部を、ファンの女の子達まで見放し、みな新聞部を応援します。
執念と勢いで、サンディーは勝利のゴールを決め、新聞部は勝利します。
感想 §
これは、いちばん残酷な結末ですね。サッカー部のイケメンにとって。
何せ、ファンの女の子達の心が離れてしまうのですから。
逆境にあって精神的な強さを発揮するサンディというのは、実はイケメン達と張り合えるだけのスター性のあるキャラクターです。そういう対等のスターと対置された時に、イケメン達の「彼らにとっての当然の行動」は、もはや輝かしい魅力たり得ません。むしろ、腐臭を放つとすら言えます。ファンにすら嫌われるのは当然ですね。そこを描いていくところが、とても良かったと思います。
それはさておき、応援する新聞部の女性達のシーン、よく見れば3人目は男の子のクラウド……。女装していますね。とすれば、試合に出るサンディはいわば男装と言えますね。過激な服装倒錯も冴え渡っている?
今回の名台詞 §
パンジー「すてき、や?」
イケメンの素敵さに疑問を抱くパンジー。イケメンが好きだからこそ、その疑問を抱くことができるわけですね。