皇国の守護者 9紀伊國屋書店
Written By: 川俣 晶
やっと、まさにクーデターの話に到達しましたが。
ええ、ここまでやっちゃうのですか!?というぐらい、内容は壮絶。
壮絶というのは軍事的な意味ではなく、むしろ倫理的、あるいは政治的な意味においてです。
これは、クーデターを阻止する話から、クーデターを利用して新城が権力を掌握することを指向する話である、と見ることもできますね。まさに凶悪な男です。
その凶悪さは、ある意味で魅力であり、現代的ヒーローと呼んでも良いのでしょう。
続きが楽しみですね。
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