2005年04月11日
川俣晶の縁側ソフトウェア画廊亭32開発日誌total 2158 count

最初の1歩を踏み出さねば始まらない! まず本体モジュールをVisual Studio.NET 2003でビルド&実行可能に!!

Written By: 川俣 晶連絡先

 3ヶ月遅れで書く今年の目標・シェアウェア3本!でちらりと触れていますが、かつて株式会社ピーデーが開発、販売したシェアウェアの画像スクリーンセーバー「画廊亭」のストレートな復活を検討しています。

 ストレートな復活とは、機能性や実現するためのテクノロジーを踏襲して蘇らせることを意味します。

 ここでいう機能性とは、たとえば本体の外部に様々なドライバを持ち、自由に拡張できるようなアーキテクチャを意味します。画像ファイルを展開する画像ドライバーと、様々な画像効果によってそれを表示するビュードライバーの分離などもこれに含まれます。

 また、ここでいうテクノロジーの踏襲とは、主にC++で記述され、Win32ネイティブコードで書かれたDLLをドライバとして使い、GDI経由で出力するような構造を踏襲することを意味します。

 これらの「過去の踏襲」を行う最大の理由は、過去の資産を最小限の手間で復活させるために選択されるものです。どんなに素晴らしい夢も、実際に使えなければ絵に描いた餅です。まず動くことが重要です。それに、画像をなめらかに動かす程度なら、GDI経由でも何ら問題なく実現できます。(実際、既に実現されていた!)。見た目が十分なら新しい技術でなければならない必然性はないし、むしろ外部の既存資産とのコラボレーションが容易という長所も生まれます。

初めての画廊亭32 §

 16bit時代のソースコードは、おそらく主にVisual C++ 1.5で開発していたはずです。

 それゆえに、プロジェクトをそのまま最新のVisual Studio.NET 2003に持ってくるのはほぼ絶望的。

 とりあえず、Visual Studio.NET 2003でWin32のC++ Windowsアプリケーションのプロジェクトを作成し、スクリーンセーバー本体のC++ソースやヘッダーを持ってきました。面倒だったのはリソースの扱いでしたが、これも徹底的に調べつつ全て書き換えました。スクリーンセーバー ライブラリの仕様も一部変わっているようで、そこもビルドエラーを元に対処方法を調べて解決。

 やっとエラー無くビルドが通るようになりました。

 というわけで、「動かないと思うけれど、とりあえず実行!」とF5キーを叩いてみると、驚く無かれ、即座に動きました。

 設定の入り口となるダイアログボックスが表示されました。

 ちょっと感動します。

 もっとも、設定の本体はまだ作成できていないので、ここで設定ボタンをクリックしても動きません。

 スクリーンセーバーとして動作させるのは/sスイッチだったかな、などと思いつつそれを指定して起動すると、これも動きました。

 画面が真っ黒になって、メッセージが右から左に流れます。

 基本部分をスクリーンセーバーライブラリに依存しているためか、ビルドエラーの箇所を直しただけでもかなり動きますね。16bitと32bitの互換性は思ったよりも高そう。まあ、もともと綺麗なソースを書いていたから動いているという面もあるのでしょう。たぶん。

とはいえ手も足もまだ出ない…… §

 現状では設定機能を担うプログラムがまだ無いので、何も設定できません。

 それどころか、画像ドライバーもビュードライバーもないので、いかなる画像データも表示できません。

 今は、まだ、画像が1つもありませんという趣旨のメッセージがただ流れるだけ……。

検討課題 §

 16bit時代は設定をiniファイルに格納していました。これを変更するかどうかが1つの検討課題です。変更すると、けっこう工数が掛かります。

 もう1つ、設定プログラムは、実はC++ではなく、Visual Basicで書かれています。しかも、VBXコントロール(もはや死語か!?)に依存していたはずです。これを、ストレートにVisual Studio.NET 2003でビルド可能にするのは、かなり困難でしょう。また、見た目の格好良さという面でも問題があるでしょう。

 他に、ぜひとも追加したい機能として、Susieプラグイン対応があります。画廊亭独自の画像ドライバー形式のドライバーを増やしていくつもりは全く無く、Susieプラグインとのコラボレーションで可能性を大きく開きたいと考えています。しかし、これに関する機能は新規に書き足さねばなりません。そのための工数をどうするかは検討課題です。

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