2005年05月19日
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ノーパンを暗示する予言詩なのか? 何を意味しているのか作者にも分からない詩!?

Written By: 川俣 晶連絡先

 また、遠野さんから難物が持ち込まれました。

 どのように難物かといえば、作者本人が「いったい何を表現しているのでしょうね」などと、ふざけたことを言っているにも関わらず、完成された作品であると断言して掲載してしまったことです。

 その難物ぶりは、以下の現物を見れば分かると思います。

 一瞬で読み終わるほど短い内容なので、ともかくお読み下さい。

 さて、お読み頂いたと思いますが、悩む気持ちがお分かり頂けますね?

 パンツですよ。それにプロペラが付いていて、エンジンが付いていて、空を飛ぶのです。いったい何を言っているのでしょう?

 実は、恐ろしい解釈が1つあり得ることに気付きました。

 ここに出てくる「僕」のパンツは空の彼方に飛び去っています。

 ということは、もしや「僕」はパンツをはいていない、ということでしょうか?

 つまりは、遠くまで空が見えるような開けた場所に、僕はノーパンのまま堂々と胯間を見せながら突っ立っていたのでしょうか?

あり得る別の解釈・ラジコンパンツを飛ばした別の男 §

 testml4で話題をふってみたところ、宮崎駿ネットワーカーファンクラブのきよりんさんがコメントをくれました。それは以下に掲示されています。

 おお、なんと!

 パンツとは、下着のパンツではなく、ラジコン飛行機の隠喩であるとずばり突き抜けた解釈ですね。

 これは、グローエンジンや、飛び去ってしまう結末の全てを説明できる合理的な解釈です。

 お見事です。

だが他の解釈も否定はされない…… §

 さて、きよんさんの解釈が見事であるのは事実であるとしても、それが唯一の解釈ではありません。

 見事ではないノーパン解釈も100%否定されたわけではなく、依然として残ります。

 そして、他の読者の方々も、様々な解釈を考えたり、持ったりしたと思います。

 むしろ、この手のシュールな詩は、読み手の中に眠っているイメージを呼び起こすためのスイッチとして機能するものであって、真の主役は詩ではなく読者であると言えるかも知れません。

 そのような観点から作品を構想したとすれば、遠野さんもまた1つ成長したと言えるかもしれません。

オマケ: 遠野秋彦ミニインタビュー §

注: と=遠野秋彦

「プロペラパンツ、なかなか奥深い見事な作品です」

「そうですか? あれは、単なる駄洒落に過ぎませんが」

「えーと、どこが駄洒落なのでしょうか?」

「本当はロケットパンツだったのです。最近話題にした某巨大スーパーロボットの武器の名前のもじりです」

「はぁ」

「ですが、ロケットパンツは同案多数だったので、却下しました」

「確かにそうでしょうね」

「でも、書いたフレーズが魅力的だったので、言葉を換えて復活させました。ロケットパンツは、プロペラパンツとして蘇ったのです」

「では、読み手の解釈に委ねるシュールな作品として構想したものではないと?」

「(きっぱり)本来は駄洒落です」

 どうやら成長していなかったようです…… (汗。

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