2005年06月02日
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何が普及を妨げるのか? PDFの価値と電子出版の関係を考える!!

Written By: 川俣 晶連絡先

 弊社の電子出版物は、PDFの派生技術としてのAdobe eBookフォーマットで作成されています。

 初期には、PDFを読むツールと、eBookを読むツールは別個でした。

 しかし、今は統合されています。Adobe Readerというソフトがそれにあたります。

 そして、電子出版物だけでなく、様々な文書がこれを経由して読まれる時代となりました。

 今日も、著者校正が1つPDFで届きました。それを見ながら、内容をチェックしました。

 (つまり、私は、社内に向けては電子出版物の編集者であるのに、外部に向けては著者であるわけです。何とややこしい!)

 しかし、読んでいて思うのは、サイズ調整のやりにくさです。

 横長の画面で、縦長のページを読む場合、縦方向を画面に入れると文字が小さくなりすぎて読めません。かといって、横方向を画面に入れると文字が大きすぎます。その時のウィンドウサイズなどにもよりますが、しばしば丁度良いサイズを手動調整しなければなりません。

 電子出版物をAdobe Readerで読む場合、つまりこういう使い勝手の悪さが発生するわけです。

 (かつてのeBook Readerではそういうことはなかったのに……)

 このあたりが改善されることが、電子出版が普及するための1つの鍵かな、という気もします。

ということを私が書くというのは §

 こういうことを私が書くというのは、実は昔ほどPDFを毛嫌いしなくなった、と言うことでもあります。

 昔に比べればPDFも改善が進んでいるし、泥臭い用途については確かにPDFは役に立つ、ということを認めねばなりません。

 それよりも問題は未来です。

 PDFをベースにした電子出版は、レイアウトを保持することの重要性を踏まえる限り、有望だと思います。

 しかし、現在のAdobe Reader 6.0~7.0のユーザーインターフェースは、読書のために便利とは言えません。

 つまり、今の私の問題意識はそこにあります。

 ついでに、XMLベースの原稿から自動レイアウトしてPDFファイルにする技術も興味があったり……。暇がないので、まるで手を付けていませんが。

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