今日は、清瀬市 郷土博物館と、東久留米市 小山台遺跡公園に行ってきました。
清瀬市 郷土博物館 §
西の方ばかり行っているので、たまには思いっきり北の方に行こうと思い、清瀬市の郷土博物館に照準を定めました。
とりあえず、池袋から、西武池袋線に乗って清瀬駅まで。
そこから徒歩で歩き、辿り着きました。
けっこう栄えた駅前という印象でしたが、すぐに畑の多い風景に切り替わったのが印象的です。
常設展示はこじんまりとしていました。
しかし、広く薄く、という感じではなく、見せるべき場所を絞り込み、長いビデオ映像を準備していました。
つまり、ここで焦点になるっているのは、中世から後北条氏滅亡までの期間です。
中世には、律令体制の下で設置された何かの施設の遺跡が発掘されているという話。そして、やはりここでも出てくる新田義貞の大きな存在感。その後、上杉氏から後北条氏に支配者が代わり、最後には徳川家康が出てきて歴史の変遷にピリオドが打たれます。
地域ごとに、重視される歴史的ポイントが違うところが、都下の歴史資料館巡りの面白いところですね。
民族展示室常設展 農家の春夏秋冬 §
ここではもう1つ別の部屋で、「民族展示室常設展 農家の春夏秋冬」というものを展示していました。
農家の様々な道具などが展示されていました。といっても農具の展示ではなく、農家が日常生活、あるいは特別な日に使っていた道具の展示が主だと感じました。
とはいえ、展示センスは都会的に垢抜けた感じで、特に違和感はなく見ることができました。
東久留米市 小山台遺跡公園 §
さて、清瀬駅まで行く途中に地図を見ていると、清瀬駅と1つ手前の東久留米駅の中間あたりに小山台遺跡公園という名前を発見。
徒歩で歩ける距離なので、つい行ってみることにしました。
清瀬駅から地図を見ながら線路に近い道を延々と歩きます。
面白いことに東京都の清瀬市から、すぐに埼玉県新座市に入り、またすぐ東京都東久留米市に抜けます。見ていると、埼玉県からは違うムードが感じられるのが不思議です。
ちなみに、地図(でっか字まっぷ東京多摩 昭文社 2005年4月1日版13刷)に見える道が無かったり、地図にない道があったり、かなり混乱させられました。どうも、新しい住宅地ができて、そのために道ができたり消えたりしたようです。
しかし、頑張って歩き通して、やっと辿り着きました。
竪穴式住居跡は、すっかり子供の遊び場になっていました。
しかし、ここは非常に良い場所です。
見晴らしの良い高台であり、しかもすぐ下には川が流れています。
住むには良い場所だったろう、と思うと同時に、今でも見晴らしの良い素晴らしい公園として機能していると思いました。
そしてヘロヘロへ §
いや本当に。
今日は歩きすぎました。
限界を突破しています。