2005年11月13日
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これは凄い! 異常事態の中で回復される家族という価値!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 昨日のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のBLOOD+の感想。

サブタイトル §

第6話「おとうさんの手」

あらすじ §

 ヤンバルが空爆されたことを知ったカイは、ヤンバルに向かいます。

 ヤンバルの施設でジョージを捜していたデヴィッド達は、翼手に襲われます。小夜は戦えず、ピンチをジョージが助けます。しかし、ジョージは人間を翼手にする薬品を与えられており、身体が翼手に変わりつつありました。

 小夜の血が翼手を滅ぼすことから、ジョージは自ら望んで小夜の血で滅びます。小夜とカイの前で。

 彼らは空爆の前に脱出に成功します。

感想 §

 思わず、うなってしまいます。

 今回の中で、決定的に強い印象を残すのは、異常事態の中でジョージが見せる態度です。

 今、この家族は決定的に崩壊しつつあります。もともと血縁もなく、小夜は非人間的な力を持ち、カイは突っ張ってみても決定的に力不足の若造に過ぎません。そして、ジョージは何かの組織のメンバーであり、しかも翼手になりかかっています。

 それにも関わらず、ジョージの言葉は家族を束ねる父親のものであり、カイと小夜を家族という価値の中に再び招き入れます。それは、小夜が人間的な自分を取り戻す契機を与えたとも言えるし、カイにとっては小夜との関係が不可分の「家族」という絆であることを強く規定し直したとも言えます。

今回の一言 §

 このような描写は、この手のドラマではなかなか得難いもののように思えます。異常事態を描く作品は多いと思いますが、そこでこうも見事に家族という価値観に回帰させてしまうものは、けして多くはないと思います。それは、ある意味で救いです。異常事態から帰るべき場所を示しているわけですから。そして、それと同時に、異常事態の異常性を回復する演出手順であるとも言えます。異常事態も当たり前になってしまえば異常ではありません。しかし、こうして当たり前の家族が回復されたことによって、異常性もまた回復されるのです。

 実に見事です。

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