ダージュ オブ ケルベロス発売までにプレイ可能なキャンペーンはあと1回だろう……ということになったとき、最後に何を行うか検討しました。いくつかの企画案が残っていましたが、X-02で飛ぶというチャレンジを選択しました。というのは、このゲームの2つの隠し機体のうち、FALKENはよく使うのに、X-02は自機としてはあまり使っていなかったからです。
というわけで、X-02だけで飛ぶWyvernチャレンジが完了しました。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にX-02を選択できるミッションは、X-02を使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・X-02 §
低速域から高速域まで安定した飛行特性。
ちょっと無理だろう……という攻撃を可能とする驚くべき機動性。
それらによって叩き出される通常ミサイルと機銃の驚異的な攻撃力。
撃たれる頻度を減らすステルス性。
唯一の問題と言えるのは特殊兵装が当たりにくいXLAAだということぐらいでしょうか。
X-02は、FALKENよりも入手が困難な機体です。FALKEN入手は単にハンガーを5つ破壊するだけのことで、フリーミッションさえ使えれば楽なものです。あとは資金の問題だけ。しかも、僚機はTLSを使わないので、1機を手に入れれば十分です。それに対して、X-02はFALKEN以外の全ての機体を入手可能にするというあまりに高いハードルが課せられます。
しかし、それに値するだけの価値があります。特殊兵装を度外視するなら、X-02こそが文句なく最強の機体と断言しましょう。
と、ここまではべた褒めしているかのような言葉が並んでいますが……。
実は、X-02はあまりに強力すぎるがゆえに面白くないという感想を持ってしまったのです。全力で飛ばずとも、それなりの成果が出てしまうのです。
とすれば、必然的に腕を磨く意義が減ります。そして、X-02で飛んでいると腕が落ちる……という感想を持ちました。
ちなみに、FALKENで飛ぶ場合は、腕が落ちると感じることはありません。無誘導兵器のTLSを当てるには、最終的に腕前が必要とされるからです。また、優れた機動性を持っているとはいえ、X-02ほど極端な傾向を感じるわけではありません。
つまり、FALKENで飛ぶということはプレイヤーの向上心を常に試すのに対して、X-02はプレイヤーに堕落をもたらす誘惑の存在である……と感じられたのです。
ゆえに、私はX-02を悪魔の機体と評価しましょう。
もちろん、この悪魔を乗りこなしてまで目指すべき地平はあり得るでしょう。そして、その地平を目指すチャレンジャーも存在するでしょう。そのことは否定しません。それは1つのエースとしての生き方です。しかし、私のエースとしての生き方は、より制約の多い機体を乗りこなすことに価値を見いだすというものです。このタイプのエースの立場から見て、X-02は最も乗る価値のない機体、あるいは乗るべきではない機体であると感じたわけです。
(しかし、エースの種類などと言っているあたり、既に3月に出るACE COMBAT ZEROを強く意識していますね)
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
X-02×4
猛烈に強いよ!
思い通りに振り回せて、通常ミサイルはズバズバ当たります。
MISSION 06『白い鳥I』 §
X-02×4
強い強いとザクザク空戦していたら、クリア直前に撃墜されました。超低空で急旋回しつつ激しい空戦をやっていたところ、敵ミサイルの前に飛び出してしまったようです。
リトライ。
やりなおしてクリア。X-02は無理をしても相当何とかなるのですが、XLAAだけは撃ち方が悪いと当たりませんねぇ。他の機種と同じように。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
X-02×4
愕然とするほど凄いぞ。低空での絶対的に安定した機動。それによって叩き出される的確な銃撃。スカッと当たる通常ミサイル。
対地特殊兵装を一切使っていないのに、敵増援フリゲート第2グループ3隻が出る前に一時的に敵艦ゼロ。その3隻も出現位置がいつもと違います。その3隻を沈めたとき、第3グループ2隻はまだ出現せず。
高度5000フィートも一瞬で駆け上がるし。
ふと思ったACE COMBAT 3のジオペリア並、という感想で良いのだろうか?
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
X-02×4
マザーグースワンをマップ東端まで誘導して、空戦時間を確保。
しかし、最初に出てくるF-14Aのうち1機を取り逃がすという間抜けな失策を。おかげで、マザーグースワン近くまで戻って空戦を行う羽目に。ロスタイム多し。
それにも関わらず、TOTAL POINTS 15540は自己ベストタイ記録。
ともかく、空戦をやっていて、これはちょっときついかなという無理な通常ミサイル攻撃がズバズバと当たるのです。主に機動性の勝利ですね。
もっと上手くやれば、あと1機ぐらい落とせるかも知れません。そうすれば、自己ベスト更新もありでしょう。
いや本当にX-02は凄い機体です。当たらないXLAAだけが凡庸な印象ですが (笑。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
X-02×4
ちょっとだけ自己ベスト更新ということを考えてプレイしました。
その結果、なんと18810から19890への1000以上の大躍進。
しかも、通常ミサイルを10発以上、機銃もかなり残った状態。残り時間も5分ぐらいありました。つまり、もっと地上部隊を足止めさせていて、かつ、敵機がもっと出てくればスコアの上乗せは可能です。
やはり、このミッションのスコアアタックは対空戦闘力の勝負です。
もう1つ。このミッションに限っては、XLAAがズバズバ当たりました。A-10AやTND-GR.1を迅速に撃墜するのに役立ちました。
MISSION 10『見えざる姿』 §
X-02×4
あまりプレイに集中できなかったのですが、それでも鮮やかに全機撃墜。
ネームド機は、XLAAはさっぱり当たりませんでしたが、至近距離からの通常ミサイルで瞬殺。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
X-02×4
プレイに集中できず、最初に出てくるF-14Aの2機をなかなか撃墜できない状況に。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
X-02×4
歩兵のSAM以外、出てきた敵は全て軽く撃破。TUNNELは全て銃撃で撃破。
しかし、あまりにも無理な機動が実行できてしまうところに白けたムードが……。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
X-02×4
対地特殊兵装を持っていないので、簡単には沈められません。しかし、他機種で通常ミサイルと機銃でやることと比較すると、あっけないほど簡単にできました。
最後は至近距離からXLAAまで撃ち込んでリムファクシ撃沈。
MISSION 14『零下の檻』 §
X-02×4
最初からXLAAを使いまくってガンガン進行。このミッションに限って言えば、XLAAはよく当たります。8'35"は自己ベストのタイ記録。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
X-02×3
かなり多くの敵機を落とし、これはもしやハイスコア!?と思いました。
しかし、TOTAL POINTS 24020は自己ベスト2。ベスト1の25280には届きませんでした。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
X-02×4
かなり頑張りました。
しかし、TOTAL POINTS 34885は自己ベスト2。ベスト1は36275でした。
とはいえ、もっと計画的に取り組めば、より多くのスコアを狙えそうです。
というわけで、フリーミッションでやり直してみました。
地上の敵はあまり狙わずXLAAを温存しつつ航空機を攻撃。MISSION UPDATE後はXLAAを使いながらAWACSに向かって飛びました。そして、最後のXLAAを敵機群に放った後。後方の敵機から攻撃されました。XLAA誘導を断念する決断を行うほんのコンマ数秒の躊躇が命取りで落とされてしまいました。とほほ。
リトライ。
結局、かなりの戦いを行ったつもりでしたが、36095という結果はベスト1に届かず。もうちょっと練り込む余地はありますが、もう疲れました。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
X-02×4
スコアアタックは疲れるのでやめました。やはり空は楽しく飛ばなくては。
というわけで、TOTAL POINTS 32660は自己ベスト3にも届かず。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
X-02×3
対地銃撃が思い通りにできる優秀機なので、待ち伏せ敵車両も他機種より迅速に始末。BUNKER上の対空兵器も出現前に銃撃であっさり始末。
MISSION 18+『8492』 §
X-02×3
ありゃ。E-767をねらいすぎて空中衝突。
リトライ。
敵機第3グループに落とされた。
リトライ。
やっと全機撃墜(ネームド機不明)という結果に。X-02は他機種よりもやりやすいという印象が残ります。が、油断するとあっさり落とされるのも間違いありません。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C×2+F-14D×2
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
X-02
難なく楽々RANK Sクリア。
MISSION 22『封印』 §
X-02×4
スコアアタックのようなモチベーションが起きなかったし、時間もなかったので、途中の敵とはあまり戦わず、主に鉱山を直接攻撃。
通常ミサイルと銃撃を鉱山に繰り返して04'52"でクリア。これはX-02での最短クリア時間というわけではありません。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
X-02×4
オヴニル相手に距離を取って正面からXLAAを撃ち込んで、すぐ低空に待避したところ、命中させることができました。レーダー上で赤くなっただけで撃墜には至りませんでしたが。しかし、そういうオヴニル攻略法はありかもしれません。
MISSION 24『白い鳥II』 §
X-02×4
RANK Sを取得する手順でやってみたものの、詰めが甘くRANK A止まり。このあたりは、X-02だから凄いという話にはなりませんね。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
X-02×4
経路選択は近・近・近。
8492は3機まで自力で撃墜しました。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 27『ACES』 §
X-02×4
X-02に乗っていると腕が落ちるなと実感。FALKENなら乗っていても腕は落ちませんが。RANK Sクリア。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
X-02×4
ベルカ飛行隊にすぐロックオンしないという現象が出ました。もしかしたら、Multiroleだから?
それでも、ネームド機の出現条件を満たすだけの素早さでベルカ飛行隊全滅。
ネームド機もヘッドオンのXLAA1発で撃墜。
通常ミサイルもXLAAもたっぷり残っていたので、遠距離からXLAAをあるだけ撃ち込んでから(ほとんど意味がない)、通常ミサイルで仕留めました。