2006年01月29日
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格好いいぞ海列車ロケットマン! 目と口を描いたアメリカンスタイルの蒸気機関車だ!

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

#255 もう一つの海列車?ロケットマン出撃!

あらすじ §

 ルフィ達はロビンを追いたいと思います。

 パウリは、海列車はバッフィングトム1つしかなく、この海では朝まで船は出せないと言います。

 ナミは、ロビン奪還が緊急を要すると言います。

 ルフィは、船を奪ってでもロビンを追おうとしますが、ココロに諭されます。

 ココロは、失敗作の試作品である海列車ロケットマンで後を追おうことを提案します。

 ロケットマンは、既にアイスバーグが整備し、準備していました。

 フランキーの部下達は、一緒に連れて行ってくれとルフィ達に頼みます。過去の経緯はさておき、ルフィはそれを認めます。

 パウリはこっそりロケットマンのテンダー車に乗り込んでいます。

 一方、海列車バッフィングトムに乗り込んだサンジは、捕らえられたウソップとフランキーに遭遇します。

感想 §

 くぅ~。いいねぇ。ロケットマン。

 アメリカンスタイルの蒸気機関車らしいムード。

 蒸気圧が上がらねば走れないという、非常にそれらしい制約。

 石炭をくべるチョッパー。

 しゃれで付けた鮫のヘッドと称する目と口、そして尖った先端。

 格好良いじゃないか!

 しかも、スピードを下げることができない失敗作として封印されたという過去まで。

 明らかに危険な欠陥品でありながら、バッフィングトムの追跡が可能の存在。

 ココロが「死ぬ覚悟があるのなら貸してやるよ」というに値するものです。

 それに加えてアイスバーグが先回りして修理しているという状況が良いですね。これによって、数十年放置されたロケットマンが動き出すという描写にグッとリアリティが出ます。

 更にやってくるフランキー一家。過去のしこりは大きいものの、恥を忍んで連れて行ってくれと頼み込む態度が男泣きです。

更に感想 §

 サンジの「ばっくれ素通り大作戦」という、作戦とも言えないやり方は、べたべたのネーミングセンスが素晴らしいですね。

 更に、戦闘中に敵に切られるくわえタバコの描写もカッコイイですね。

今回の一言 §

 前回から続けて凄い見せ場の嵐ですが、今回忘れてならないのは食料の山を調達してくるナミです。腹が減っては戦ができぬと言いますが、こういう行動が描かれるところにリアリティが生まれます。海列車などは嘘の固まりですが、アイスバーグが整備し、ナミが食料を調達するような描写があることで、まるで本当にそこにあるようなリアリティが発生します。リアリティとは、緻密な世界観や分厚い設定所から生まれるものではないということですね。

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