レタス・フライ : 詩情溢れる、森ミステリィ紀伊國屋書店
Written By: 川俣 晶
やっと読み終わりました。
短編集です。
2つの作品に限って感想を書きます。
思わせぶりの内容ですが、最後まで読み通すと主人公が「林さん」らしいことが分かります。
つまり、瀬在丸紅子と、えーと何と言ったか、同僚の女性。この二人の素晴らしい女性がありながら、「林さん」が更に外国人の女性相手に不倫していたということですね?
実は、それを読み解かせることが読者に対して向けられた真のミステリー?
これはGシリーズと見せかけて実はVシリーズ後日談という感じでしょうか?
診療所の謎の医師は、少林寺のような拳法を使う女装趣味者と描かれていますが、それはかなり年を食った小鳥遊練無ということですね?
とはいえ、あまりマニアではないので、これに練り込まれた他のネタはあまり上手く読み取れていません。
とはいえ、けっこう面白く感じられました。
だいぶ前に読んでいたのですが、面白いと思ったのは「ラジオ((そういえばその意味もあったんですね))の似合う夜」と「刀之津診療所の怪」。しかしこの二本はいくつかわからなかったところがありました。前者はどこかで見たような人たちがいる…しかし明かされていない。後者も同じ。 すると[http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20060204002655:title=川俣さんの感想]でちゃんと疑問に答えるような解があるではないですか。言われてみれば納得です。あーすっきりした(^^; ... 続きを読む
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