2006年12月18日
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亜紀の幸せな日常への復帰・そのための敗北は彼女自らが自覚して招来したものなのか!?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

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三志郎の背後の影に潜み、語りかけ、アドバイスするフエ。三志郎はフエを見ていないが、それはフエを信頼し背中を預けているということ。三志郎はフエに背中を押されて戦い続ける。

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日の妖逆門の感想。

サブタイトル §

第38話 『亜紀の涙と雨上がり』

あらすじ §

 三志郎は亜紀と対撃します。

 三志郎のきみどりともう一度会いたいという夢。

 亜紀の金持ちになって両親を仕事から解放して一緒に過ごしたいという夢。

 二人は互いの夢を非難し、激しく戦います。

 しかし、亜紀はかつて孤独に泣いている自分に傘を差し掛けた少女がきみどりであることを思い出します。

 三志郎は勝利します。

 元の世界に戻った亜紀は、両親の愛に包まれます。

感想 §

 本作の登場人物の中では最大の知性派でありながら、最も子供っぽい夢を追っていたと言える亜紀。

 彼女にとって、本当に迎えるべきだったハッピーエンドとは、実はそのねじれ状態の解消にあったと言えるのかもしれません。

 さて、今回最も気になったことは2つあります。

 1つ目は、亜紀の敗北は亜紀自身によって予定されたものか否かです。三志郎の真意に気付いた亜紀は、その時点で自分の行動の愚かさと、三志郎の行動が亜紀の気持ちに添ったものであることにも気付いたはずです。それにも関わらず全力で戦って負けたのは、もしや自分自身に敗北を納得させるために行った「計画的敗北」なのでしょうか?

 実際、回復の術符が1枚あれば勝てたと後から感想を述べますが、そのあたりは対撃の組み立て次第で、上手くリカバーできる性質のものではないのでしょうか?

 つまり、亜紀は「回復の術符が1枚分の僅かな劣勢で自分が負ける」結末を即興で計画し、それを実践して見せたのでしょうか?

 ちなみに、三志郎が優れたプレイヤーとして成長したという事実は、このような意図にとってプラスに作用します。下手くそなプレイヤーは何をするか予測ができませんが、上手いプレイヤーであれば明らかに不利な行動を取るはずがないという前提を取ることが出来、相手の行動を予測したり、行動を誘導することすら可能となります。

 そして、亜紀は全ての知性を使い切ることで、「年齢不相応の知恵で世の中を切り抜ける孤独な私」と決別しようとしたのでしょうか?

 2つ目に気になったことは、三志郎とフエの別れです。繰り返されるプレイヤーと個魔の別れのドラマを見ていると、三志郎とフエにも別れが訪れるのか、どうしても考えてしまいます。この二人が別れることがあれば、とても痛いドラマになりそうですね。

今回の一言 §

 消えていく亜紀が最後に言った言葉は聞き取れません。

 はたして、何を言ったのでしょうね。

 単に、「好きだったよ」というような単純な愛の告白ではないように思えます。しかし、意表を突いてそういうことを言う可能性も否定しきれません。

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