自分でも意外なことに、ちょっと妙なことになって来ています。
たまたま見かけたために買い込んだ「ファイナルファンタジーIX アルティマニア」を契機にして、FF9に対してくすぶっていた、様々な感情が噴出してきた感じです。
その結果として、いくつかのことが分かりました。
特に、FF9再開への心理的ハードルの高さの理由が明らかになったのは収穫と言えます。
FF9と私 §
昔のメモリカードを調べてみた結果から書きましょう。
セーブデータは2つ残っていました。
その1 §
- Lv57
- 40:48.00
- キングエディ平原
- コレクターズレベル567p はん長
おそらく、初回プレイ時のものですね。エンディングを見たプレイのセーブデータです。
その2 §
- Lv8
- 11.02.39
- リンドブルム
- コレクターズレベル543p はん長
カードコレクションを行いつつ進行させ、途中で中断したまま放置されたものと思われます。そこで得られる全てのカードを獲得しつつ進行させたので、あまり素早くはありません。
個人的には意外な印象でしたが、合計で既に40時間以上をプレイしています。
そこまで時間を使っていながら、複雑な後悔が残るタイトルというのが不思議です。
結局、何が問題であるのか §
このゲームを、ある程度満足するレベルでプレイするのはかなり大変だと感じていました。
その理由を、今あらためて分析すると以下の2点にあるように感じられます。
- カードゲームのクアッドミストはそれ単体でかなりの緊張感と時間を使う
- モグネットは後戻りができない。うっかり手紙の配送を見逃すとモグネット本部を復活できない
実は、2番目の認識は間違いであることがアルティマニアで分かりました。途中で見逃した配送があっても、本部は復活できるようです。
しかし、最初の項目は間違いなく問題です。
クアッドミストを完遂するための困難さは、より具体的に言えば以下のようになります。
- ゲームそのものが運に支配される側面がある
- カードの種類だけでなく、矢印のバリエーションも意識して集めねばならない
- カードを成長させねばならない
実はFF8のカードゲームとは比較にならないぐらい時間と手間の集中力が必要とされるゲームです。
下手をすれば、FF9本体をプレイするのと同レベルの労力を要求されます。
そう、問題はまさにここです。
FF9というゲームは、実質的に異なる2つのゲームが同時進行するものだと言えます。
その結果として、プレイしていて意識が2つのゲームに同時に拘束されるために、実はどちらのゲームにも集中できないという現象が起こってしまうわけです。
実は1つではなかった後悔 §
このように考えたとき、私が抱えた後悔の正体が良く分かります。
つまり、2回目のプレイでFF9とクアッドミストの両方を完遂させようと思った結果(それは、他のFFシリーズなら無理な目標ではない)、どちらも満足できないという情けない結果になったということです。
なんと、これはびっくり!
その場で入手できるカードを全て集めつつ、モーグリの手紙を見落とさないようにしつつ、更にメインストーリーをそれなりに進行させるというのは、寝る前の娯楽というにはあまりにも厳しい試練です。
どう解決すれば良いのか §
つまり、1回のプレイで全てを解決しようとしなければ良いわけですね。
より正確に言えば、クアッドミスト抜きのFF9を完全にプレイした後、そのまま継続してクアッドミストを制覇すれば良いわけですね。もちろん、クアッドミスト制覇とそれ以外のプレイはきっちり分けることと、Disc4では入手できない(?)カードは事前に入手しておく必要があります。しかし、それだけのことです。
ただし、エクスカリバーII入手のための最速プレイにも興味があるのですが、これは別途行わねばならないようですね。
次なる悩みは…… §
途中までやったセーブデータを活用するかどうか、そこが悩みどころですね。
それを使わないとかなり余計な時間が掛かりますが、既に内容をかなり忘れています。
しかし、すぐに取りかかるのは…… §
無理っぽいですね。
いずれ、挑戦しましょう。