滝山コミューン1974紀伊國屋書店
Written By: 川俣 晶
いや~。これは面白い。
淡々と語られる前半と違って、後半の緊迫感のある展開がドキドキものです。
しかも、過去の自分と同世代の小学生の話です。
実際、教員のストなどの時代状況は自分の回想にも思い当たる節があり、確かに同じ時代であることが実感されます。
更に良いのは、著者の鉄道マニアぶりです。異様に詳しい鉄道描写や、わざわざ下河原線に乗りに行った(私は最近廃線跡を歩いたのだ)等の話題は非常に身近に感じられます。
それに加え、自分の通った学校にも、これほどではないにせよ、生徒が気付いていない何かがあったかもしれない……という感想も持ちました。これは、小学校よりも、私の場合は中学校に思い当たる節が幾つかあります。
しかし、それを追求する余裕はないので、「そういう感想を持った」というだけで終わりにせざるを得ません。残念。
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