W-ZERO3購入から1年が経過したので、速攻でアドエス(Advanced/W-ZERO3[es])に機種変更しました。(色はブラウニー ブラック)
これは、当初の「キーボードの打ちやすさ重視で、あえて[es]ではない旧型」という選択理由に真っ向から反する行為となります。なにせ、アドエスのキーボードは[es]以上に小さく貧弱ですから。小さい上に、フルキー側に独立した数字キーすらありません。
それにも関わらず、なぜアドエスなのか?
という話を書きます。
W-ZERO3の敗因 §
W-ZERO3は非常に気に入ったデバイスであり、外出時にこれを持たないことはほとんど考えられないにも関わらず、今ひとつ活躍できていませんでした。
その理由は主に以下の2点に絞られます。
すぐ取り出せない §
昔使っていたPHSはポケット常駐。
その次のFOMA携帯はネックストラップでク首の下に常駐。
しかし、W-ZERO3はバックパックのチャック付きポケットに常駐。
W-ZERO3のポケット常駐もネックストラップもトライしていますが、いずれも上手く行きませんでした。その理由はサイズが大きすぎることです。
もう1つ、大きく見やすい画面に「今日の予定」を表示したW-ZERO3を胸から下げると、他人に今日の予定をアピールしてしまうという理由もあります。
胸ポケット常駐というのは、割と上手く行きそうに思えたのですが、常に胸ポケットのある服を着ているわけではありません。
必然的にバックパックの取り出す易い箇所に常駐させることにしましたが、何せ背中にあるものなので、一度鞄を手前に回してからでないと取り出せません。
結果として、ちょっと時間を知りたいであるとか、ぼんやり頭に浮かんだことをメモる……といったレベルの用事は出さなくなってしまいました。
デジカメ機能が貧弱すぎる §
マクロ機能がありません。これ致命的。
撮影後の待ち時間も長すぎます。
最高解像度で撮ると、他のアプリを全部終了させないと正常に動作しません。これも致命的。
更に、撮影タイミングがずれるのか、ずれた意図しない絵が撮れることがあります。
いずれにしても致命的。
ちなみに、それまで使っていた楽しい名機SONY DSC-U20は母のものになってしまったので、W-ZERO3のデジカメ機能が致命的なのは、まさに致命的問題でした。
変更された優先順位 §
上記の2問題を解決することは、最優先事項として浮上しました。
逆に、キーボードの打ちやすさは、それ以下の優先順位に下げられました。素早く気軽に使えなければ、いくらキーボードが打ちやすくても意味がないからです。
もう1つ決定的な変化があります。
それは、W-ZERO3ライクなデバイスの有効性が絶対的に確認された結果として、身体をデバイスに慣らすという選択肢が浮上したことです。
つまり、W-ZERO3を買った時点では、「今のままの私がストレスなく打てる」が条件であったのに対して、現在では「より良い結果が得られるなら、自分をデバイスに順応させるトレーニングもあり」と変わった訳です。
つまり、アドエスの小さく数字キーが存在しないキーボードであっても、慣れればスムーズに打てるならOKということです。
アドレスの第1印象 §
小さい。
軽い。
細長い。
ほとんど携帯感覚で持てますね。
Todayにデフォルトでスケジュールも表示されていないし、視野角を制限するフィルムも貼ったので、ネックストラップで下げても構わないですね。このサイズならポケットでもストレスを感じないで済みそう。
更に、細かい改良も多数。
ロックはボタン長押しではなく、スイッチのスライドになって素早いロックと解除ができるようになったのは良いですね。
全般的に動作速度が速くなっているのも気持ち良いですね。
カメラ機能はレスポンスが改善された上に、マクロを含む多数の撮影モードを装備して、使い勝手は比較にならないぐらい良くなっていますね。
特にマクロモードも切り替えがスイッチとしてレンズの横に付いているのがナイス。
リモートデスクトップ・クライアント標準装備 §
これは素晴らしい!
要するに、手に負えない作業は全部遠隔地のデスクトップPCにやらせることが可能になるわけですから。
取り敢えず、公開サーバに接続して使えることを確認。
VPN経由経由で接続可能になれば、仕事場の自分のPCにいつでも接続できることになりますね。そこまではまだ設定できていませんが。
EbIRC §
EbIRCを入れてみたら安定して動いてくれました。これがあれば、チャットもできますね。チャットしながら散歩もありでしょう。チャット経由で見たものをメモっておくのもありですね。
とりあえずここまで §
とりあえず今日はここまで。
この先は、じっくりと攻めていくことにしましょう。