2007年10月13日
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蘇峰公園・山王草堂記念館

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は山王草堂記念館に行ってきました。

山王草堂記念館

なぜここに? §

 実は、このあたりには山王草堂記念館の他に大田区立龍子記念館や熊谷恒子記念館もあり、訪問してみたいと思っていました。しかし、灼熱の真夏の炎天下に歩き回るのは今ひとつ賢い選択とも思えなかったので、秋まで順延していた次第です。

 さて、山王草堂記念館は大森駅から歩いてそれほど遠くありません。

 大森駅には品川区品川歴史館や大森貝塚遺跡庭園を訪問したときに降りた駅です。しかし、なぜか山王草堂記念館は大田区の施設であり、大田区立郷土博物館も遠くありません。不思議な倒錯感のある場所です。

 ちなみに、大田区立郷土博物館は都営地下鉄浅草線「西馬込駅」が最寄り駅になり、大田区立龍子記念館や熊谷恒子記念館もこの駅の方が近いという状況もあります。

記念館 §

 徳富蘇峰の旧居である山王草堂の一部を保存公開するための記念館です。広い庭園(蘇峰公園)があって、大半の建物は残っていませんが、場所を示す碑が立っていました。

 内容は日本家屋の外側に更に建物が継ぎ足されるような構造になっています。ガラス窓を通して旧居の中を見るような構造でありながら、そこもまた建物内です。

そもそも徳富蘇峰って誰? §

 蘆花恒春園/芦花公園の元となった徳富慮花の兄です。

 つまり、片道だけなら徒歩で行ける芦花公園の関係者です。

 割と身近な人の血縁者であった……という点で興味が出ました。

 記念館で展示物を見ていると、なかなか興味を惹かれます。

 特に原稿を非常に多く書いたという点と、かなり小さな(文字数の少ない)原稿用紙の分厚い束を見た点に興味を感じました。

山勘航法失敗 §

 実は行きに道を間違えて変な場所に入り込みました。使っていた地図の縮尺が十分ではなく、完全に道を確認できなかったのです。

 その時に迷い込んだ道の脇の空き地が、蘇峰公園の脇に見えました。

 そこで、あえて蘇峰公園の裏口から出て近道をするという方法を思い付きました。

 しかし、かなり遠回りする羽目に陥りました。

 山勘航法失敗です。

 後でよく考えてみると、事前の地図のチェックで近道はないことは確認してあったはずです。なかなか間抜けな結末でした。

 ところでずっと昔、小学生か中学生ぐらいの時代、蒲田にアマチュア無線(電話級か電信級)の試験を受けに来た帰りに道に迷って、そこでTVのアンテナを見て方角を知るという技を開発しました。今回も同じ技を使いましたが、実は全体の位置関係を誤解していたため、傷口を広げるという結果になってしまいました (汗。

 最初からアドエスのMobile Google Mapsを使っていれば良かった……。

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