魔法世界の地図に描かれた「同緯度同縮尺の日本」は何を意味するのか?

　190時間目の魔法世界の地図には「同緯度同縮尺の日本」が描かれています。

　「同緯度同縮尺の日本」というのは、地図を分かりやすく描くための定番表現の1つだと思います。大きさを直感的に把握しやすくする効能があります。

　しかし、魔法世界の地図に書かれていることに妙に違和感があったのですが、最近やっと違和感の理由が分かったような気がしてきました。

　ポイントは「同縮尺の日本」ではなく「同緯度」にあります。

　つまり、わざわざ「同緯度」と断るということは、緯度が異なると(地図上の見かけの)サイズが変わることを意味します。言い換えれば、魔法世界は平面ではなく球体であることを意味します。

オマケ・否定される地球(火星)空洞説 §

　天測で現在位置を割り出しているので、魔法世界が地球ないし火星の内部にある巨大空洞内にあるという説は否定されます。

　魔法世界は、何らかの天体の内部ではなく、表面に存在する可能性が高そうです。

感想 §

　魔法世界が火星であってくれると、魔法を使う超が未来の火星から来たという主張と整合して楽なのですけどね。