宇宙戦艦ヤマトの波動砲発射シーンは、射精の描写そのものだと言えます。そこまでは誰でも思いつくと思います。
しかし、「船」は伝統的に「女」として扱われます。
はたして、宇宙戦艦ヤマトは男でしょうか? 女でしょうか?
ヤマトのデザインのポイントは穴と曲線美である §
ヤマトで強調されるのは、ショックカノンのような棒状の装備ではなく、甲板より下のなめらかな曲線と、波動砲発射口、エンジン噴射口のような穴です。そこを見る限り、ヤマトは「女」であるように思えます。
ドメルのバージン破り §
ドメルが使ったドリルミサイルは、まさに「女」としてのヤマトをレイプし、処女膜を破る行為に見えます。つまり、ヤマトは「女」です。
デスラー艦は男根である §
本来ガミラス総統府であったデスラー艦は、先頭に波動砲発射口を備えた棒状のフォルムをしています。これは、「男」の象徴そのものであり、ヤマトをレイプする巨根であると見ることができます。
とすれば、デスラー艦の標的となるヤマトは「女」として意識されます。
ヤマトは後付の男根で武装した男装バージン女戦士である §
このように見ていくと、ヤマトは「女」であると考える方がしっくり来ます。射精する波動砲だけが浮いているのです。
しかし、ヤマトにとっての波動砲は、本来の装備ではありません。イスカンダルからもたらされた波動エンジンによって、後からオプション的に付加されたものに過ぎません。つまり、男根を後付けされた女性がヤマトの本質であると言えます。
これは、いわゆる戦闘美少女、ファリックガールの形式そのものだと見なせます。
つまり、本来女性でありながら男根を得たヤマトは、それ単体で完全なる存在となり、他者への依存が一切無くなります。(ほとんどのケースでヤマトが艦隊を組まずに単艦で行動する理由がこれで明確になります)
もちろん「男」を不要としたヤマトは、当然のことながらバージンです。しかし、「男」を知ってしまえば「男」への依存性が発生し、完全な存在ではなくなってしまいます。つまり、ヤマトの完全性=無敵性の根拠はバージンにあると言えるわけです。
以上をまとめれば、ヤマトは後付の男根で武装した女性、男装バージン女戦士であると言えます。
ドメルの試みの本当の意味 §
ドメルのドリルミサイルは、波動砲発射口のシャッター=処女膜を破り、ヤマトの無敵性の根拠であるバージンを失わせる行為であったと言えます。すなわち、ドメルはヤマトの最大の弱点を的確に見抜き、そこを攻めたと言えます。
しかし、レイプは不発に終わり、処女膜は修理により再生してしまいます。
デスラーの試みの本当の意味 §
デスラー艦によるヤマトへの攻撃(ヤマト26話)は、実はヤマトを犯すというよりも、抑えられない激情から射精をヤマトにぶちまけるような形を取ります。しかし、ワープ事故による偶然で、デスラー艦=男根のヤマトへの挿入に成功すると、デスラーは喜び勇んでヤマト艦内に乗り込んでいきます。このときのデスラーは、まるで女性の体内に入り込んでいく精子です。
この時点で既にヤマトは無力です。精子として体内に入り込まれた相手を拒む力はありません。しかし、ヤマトに存在するもう1つのバージンである森雪が、そのバージンが持つ無敵性を発揮してデスラーをヤマトから追い出します。
余談・アルフォンと森雪 §
森雪のバージンも無敵性を持つとすれば、アルフォン少尉と森雪の関係も解釈できます。
暗黒星団帝国にとって、森雪のバージンは脅威です。それゆえに、その処女性は早急に喪失させねばなりません。そのために、美形のアルフォン少尉が森雪をプライベートに囲って、バージン喪失をお膳立てしなければならないのです。
しかし、森雪が持つバージンの無敵性はアルフォンに対してすら発揮され、最終的にアルフォンは森雪を手放さざるを得ない状況にまで追い込まれてしまいます。
結論 §
……なんて話を真面目に信じてはいかんぞ!
こういう解釈を自慢げに友達に話して馬鹿にされても責任は取らないからね!