下高井戸のドブ板は、発見次第記録に残そうと思いました。しかし、地理的な「下高井戸」に限定されることはないと思い、世田谷区方面(実質的に下高井戸と連続した経済圏を形成していると思われる)まで多少範囲を広げることにしました。
というわけで、世田谷区松原に残るドブ板です。散歩中に通りかかったので、写真を撮ると共に、始点と終点を確認しました。以下は下図のA点からB点方向を見た写真です。
地図で見る §
状況 §
驚くほど短い範囲だけドブ板状態で残っています。見て分かるとおり、すぐ脇を道路が通っていて、あらためて車も通れない道路として整備する意味はなかったのでしょう。現在は人も入れません。
ちなみに、A点より先は車の入れない(人は入れる)舗装道になっています。(Google Mapsには道として記載されていない)。D点より先は通常の自動車道の下に水路跡が入っていると思われます。
ちなみに、これは世田谷の川探検隊さんでいうところの北沢川 松原赤堤支流 (きたざわ-がわ まつばらあかつつみ-しりゅう)の一部にあたります。
感想 §
やはり、下高井戸、松原、東松原の三角領域は面白い……。
そして、丹念に探索すると、意外に多くのドブ板が残っていることも驚きです。
追記 §
ところが、なんと意外な番狂わせが。詳しくは「今時ドブ板ができるのか!? 世田谷区松原の残存ドブ板は実は残存ではなく新規作成だった!?」参照。