ワンフェスで買ったSWEET 1/144 ドラム缶ですが、そろそろ昭和の鉄道模型の仕上げに戻ろうかと思って組み立てることにしました。
が、これは難物だった!
理由は以下の通り。
- 3パーツ構成と、内容の割にゴージャス
- ともかくパーツが小さい。とても指で組合わせて形にできるサイズじゃない
- ゲート跡が接合面に来るので、ゲート処理が大変 (もちろん、完成形への影響からすれば合理的な設計)
しばし途方に暮れましたが、楽な方法を確立しました。
用意するもの §
- ピンセット。力を入れるとゆるむタイプ (という説明で分かるか?)
- 流し込みタイプ接着剤
- ニッパー等
手順 §
- 胴体パーツ2種をニッパーでランナーから切り離します。2種は別々に分けて保管します。蓋パーツはランナーから外しません
- 胴体パーツのゲート跡を大ざっぱに処理します。ニッパーでもヤスリでもカッターでも何でも良いですが、パーツが小さいので綺麗に平滑にできない可能性大。ここは大ざっぱでOKです
- 胴体パーツを合わせ、ピンセットで挟みます。ゲート跡による僅かな隙間は許容。ピンセットは接合面を左右から押さえつけるように、接合面とは接しないようにします
- 流し込みタイプの接着剤を内側から接合面に流し込みます。
- ここで、ぎゅっと胴体を左右から押します。僅かに残ったゲート跡は、流し込みタイプ接着剤で柔らかくなっているので、押せば隙間が消えます
- 胴体パーツの上部(蓋との接合面)に流し込みタイプの接着剤をまんべんなく微量塗ります
- ここで蓋の付いたランナーを手に持ちます
- そのままピンセットを持って、ランナーに付いたままの蓋に接着します
- ここで、やっとピンセットから胴体を解放します
- あとはお好きなように。すぐランナーから切り離してもいいし、塗ってから切り離してもいいし
まあ、ちょっと強引なので、なんちゃってモデラー御用達の方法ということで (汗。
ちなみに、慣れればランナー1つ分(ドラム缶8個)を15分ぐらいで組めます。
感想 §
いやまさに途方に暮れました。たかがドラム缶でここまで立ち往生するとは。
そして、模型工作とは手順の工夫にありと開眼しました。