夏の終わりは猛暑の影響か機器のトラブルが多い季節。(少なくともうちでは)
しかし、まさかシンプルな一枚刃のひげそりまでおかしくなるとは。
対象は一枚刃の電気ひげそりNational ES3050です。(Face and hair Sanoの佐野君が渡しの髭の質に合わせて勧めてくれたもの)
症状 §
数日前から異音がするようになり、パワーも落ちた感じ。
たまに歯の動きが止まってしまうことがある。外歯付きのカバーを外して付け直すと動くようになる。
今朝は、外歯付きのカバーが付いていると完全に稼働しない状態に。一度止まると、カバーを外してももう動かない。指で押してやると動きが戻る。
修理 §
やむを得ず、新品購入も念頭に置きながら分解してみる。
内歯は引けば取り外せる。
その下のネジ2本をはずすと、モーター+電池の本体が下から抜ける。
上部の金属パネル、黒いプラのホルダーを外すと、内歯をホールドする白いプラの道具(ゴムの台座込み)も抜くことができる。
見てみると、モーターに、おもり付きの軸をずらす金具が付いていて、それが白いプラの穴に入って左右に揺らす仕掛けらしい。そのような構造を仮組みしてみると、異音は消えてパワフルに稼働。どうたやら、落としたショックか何かで、軸が穴から脱落したらしい。
正しく穴に入った状態できちんと本体ケースに入れて内歯、外歯を付けてテスト稼働。完全に問題なし。
全て組み直して終了完了。
感想 §
今時の家電はブラックボックスで素人が手を出せるものではない……というのは一面では真理であるものの、その気になれば直せるものもあるわけですね。無理に決まっていると決めつけないで開いてみることも大事なのかも。一昨日完了したバッファローLinkStation LS-300GLの自己修理に続いてのことなので、そう思いました。
とはいえ、忙しい時期に機器修理に右往左往させられるのは勘弁してくれとも思いますが (汗。