最近、建物の建っていない空き地(柵あり)の脇に、階段だけが残されているのに気付きました。
(写真は2008年8月29日撮影)
場所はおおむね以下ポイントです。
これは何だろう? §
「東京都水道局用地」という看板が出ているので、そのような用地であるのは間違いないでしょう。玉川上水脇というロケーションも、かつては水道関係の何らかの施設があったことを想像させます。実際、昭和30年代の航空写真等を見ると、ここに建物が存在することが見て取れます。しかし、それより以前にも施設の存在が遡れるかは良く分かりません。たぶん、昭和30年代頃の比較的新しい施設の遺構だろうと思いますが、定かではありません。
しかし…… §
実は私は高井戸第三小学校の卒業生で、玉川上水第二公園を通学路として歩いた回数は数えきれません。昭和40年代後半ぐらいの時期です。それにも関わらず、この場所の印象が残っていないのです。建物があったのか無かったのかも分かりません。
ともかく、自分が歩いた場所であり、見たはずなのに思い出せないのはとても悔しい!
その悔しさゆえに非常に印象的な遺構です。
2009/06/10追記 §
水道局員の社宅跡らしいことが分かりました。詳しくは高井戸第三小学校付近・玉川上水第二公園脇にある謎の階段遺構は水道局員の社宅跡だった!?参照。