「東京23区公園評価総覧・杉並区編5」に記載された『遊び場 42番 下高井戸5丁目 × 脇道そのものと云える「小遊び場」』を探しに、下高井戸5丁目を歩いてみました。基本的に甲州街道と鎌倉街道の交点を基点に、5丁目の境界線に沿って時計回りに歩きました。
その結果、見事に「遊び場 42番」を発見しました。しかも、意外なことに既に知っている場所でした。
なぜ歩いて探す? §
区役所への問い合わせや紙資料の探索を行わず、歩いて探すのは非効率的です。
それにも関わらず、なぜ歩いて探索をするのか?
要するに散歩を楽しくする口実だからです。まず歩かねばなりませんから。
5丁目というフロンティア §
などと宇宙大作戦風に語ってみたくなりました。
その理由は以下の4つです。
- 私自身、滅多に足を踏み入れない領域であり、歩いたことのない場所だらけ
- 下高井戸の最西部でありまさに「西部」=「フロンティア」
- 広大な空間がいくつもあり、また区民農園のような1~4丁目ではあり得ない施設まである
- 甲州街道に沿った1~4丁目とは明らかにムードが違う
ちなみに、下高井戸の南の境界、東の境界、北の境界はよく知っていましたが、西の境界は今回初めて実際に歩いて知りました。高井戸東1丁目と下高井戸5丁目の境界になる道を延々と歩きました。
非常に新鮮でドキドキしました。
これが「遊び場 42番」だ §
2番目の写真で奥に見えるのは神田川です。
神田川は何回も歩いています。散歩で高井戸方面に出るときは、たいていここを通ります。その際、この不可思議な空間は何回も見て、「これは何だろう?」と思いました。
それが「遊び場 42番」だったとは。
確かに言われてみれば『脇道そのものと云える「小遊び場」』です。しかし、道路としての利用価値はほとんどありません。抜けた先は神田川のサイクリングロードで車は入れません。しかも、そこで川があって行き止まりで先にも進めません。実際、人が歩いているところは見たことがありません。ということは、この空間の役割はやはり「遊び場」だろうと思います。
ちなみに、何もない空間は子供には良質なエンターテイメントだと思います。それを使っていかようにも遊べるわけですから。妙に凝った遊具が中央にあって遊びの邪魔をするよりも、ずっと遊べるような気がします。
地図 §