JR高架下・神田青果市場遺構

　不勉強にも全く知らなかったのですが、秋葉原のJR高架下に、既に移転して消えた神田青果市場に関連する売り場名のペイントが残っています。これも「遺構」と称して良いのかは分かりませんが。

　今日はそれを見てきました。

　なぜ気付いた翌日に見に行ったのかと言えば、これは「なし崩し的にいつまでも残っているが、何の前置きもなく消えて無くなる」可能性が高いと思ったからです。はっきり言って今時の秋葉原は訪問したいという魅力も乏しく、訪問する機会も少なく、いずれ……と思っていては手遅れになる可能性があります。

　というわけで、見てきました。

　場所は以下の通りです。

　ちなみに、すぐ西側にあるUDXの手前には、神田青果市場跡地の説明プレートがあります。

感想 §

　子供の頃は電子工作少年だったので秋葉原にはよく行きました。信越電気(秋月じゃないよ)や亜土電子やトヨムラ(もはや誰も覚えていないか)などにもよく行きました。他にはニューカクタX1とか。その頃にも、青果市場があったことは知識としては知っていましたが、全く興味の対象でもないので見に行こうと思ったこともありません。それを思い返すと、秋葉原の豹変ぶりは驚くべきものがあります。この遺構は本来あったはずの秋葉原を思い出させるという意味で、個人的に感慨が深いものがありました。