神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!を読んでいて「こんなところに、こんなものが」と驚くことは多いのですが、一石橋前は格別でした。場所的には、かつて行った「貨幣博物館」のすぐ近くです。そのときは、日本道路交通の起点である「日本橋」にばかり目が行っていて、ここに保存された古い橋が存在することに全く気づいていませんでした。
ところが、行ってみると更に意外でした。
ここは江戸城の「常盤橋門跡」であり、しっかりと大量の石垣が残る公園まで併設されています。
予想以上に楽しめる場所でしたが、まさかこのような場所にさりげなく存在しているとは思ってもいませんでした。
その他 §
- 橋は明治10年の建設で江戸時代のものではないが、石垣と良く馴染んで見える
- 橋も公園もホームレスの住居となっていた
- 公園内の丸い植え込みを囲む石もなにやら由緒ありげ。文字の書かれた石もあったが読み取れなかった
- 公園内には見上げるような立派な渋沢栄一の像が。ここにも渋沢栄一かっ!! この人の存在感の大きさは半端ではない!!
- 橋そのものは、南北の隣の橋から見た方が見やすい
- 橋の近くには船の乗り場がある。非常時に荷物等の輸送に使うらしい
移動経路 §
現地は半蔵門線の三越前駅の間近ですが、Googleの路線検索では神田駅下車徒歩の結果が出たのでそれに従いました。東京駅から歩いても遠くないはずです。しかし、いざ神田駅で降りてみると、実は神田駅そのものの高架下も予想以上に面白いことに気づきました。もちろん、このあたりの高架下が面白いのは「その筋では常識的」な知識だと思いますが、思ってもいなかった面白い特徴をいくつか追加で発見して楽しめました。
とりあえず、この方面はかなり盲点になっていた感があるので、少し注目してみたいと思いました。