2009年10月31日
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印刷博物館・華やかな古活字版の世界・世界のブックデザイン2008-09

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は印刷博物館に行って、常設展と華やかな古活字版の世界、と世界のブックデザイン2008-09を見てきました。ここに行った理由は「行ったことがない場所に行こう」という理由によります。

印刷博物館

印刷博物館 §

 地下鉄江戸川橋駅で降りて、大勝軒で昼食を取る……というのは江戸川公園に行ったときと同じですが、実はこのときに道を間違えて印刷博物館のすぐ近くまで歩いていました。そのときに、どういう構造で方角を誤認したのか再確認したかったので、あえて同じ場所に出てみました。どうも、道路と川の位置関係が橋と高速道路と絡んで誤認されていたような気がします。しかし、繰り返し訪問したおかげで、もう迷いません。

 さて、目的の場所はトッパンのビルの一部となります。おそるおそる中に入ると、博物館の入口がありました。

VRシアター §

 丁度上映時間だったので、VRシアターに入りました。最初のうちは、単にスクリーンが広いだけのただの映画だと思っていました。しかし、いざ上映が始まると凄いのなんの。椅子が動くわけでも凄い音響が付くわけでもないのに、視界いっぱいの画面が動くと本当に自分が動いたような感覚になりました。

 上映されたのは、ナスカの地上絵の映画でした。

常設展 §

 すまん。なめてました。

 あまりのすごさに絶句です。

 印刷というよりも、文字記録の歴史と言った方が良いかもしれません。骨に文字を削ったもの等から順次、様々なものが展示してあって圧倒されました。

 説明も充実していましたが、ボタンを押して解説映像を見ているときりがないのでそこはパス。しかし、とても凄いものを見ました。

華やかな古活字版の世界 §

 古活字は様々な展示で何回も見ているので特にインパクトがあるわけではありません。しかし、古活字の現物(たぶんレプリカとは思いますが)はやはり鮮烈です。

世界のブックデザイン2008-09 §

 世界の様々な新しい本が並んでいてデザインを堪能できました。しかし、フランスの本はやはり凄い。こんなシンプルなデザインは他国では許されまい……というものまで。

 1つだけやけに目を引いたのがフランス(?)のIto(?)という大人の絵本(?)で、正体のよく分からない生物が工場のような場所で生産手段として使われたり材料として使われたりするダークな絵が並んでいました。生物の排泄物が口につながっていて更に何かが出てくる、といった絵は良識の世界から完全に逸脱していると思いますが、不思議と気持ち悪さを感じさせないのも奇妙な表現です。

 調べてみたところ、以下のページで表紙が見られます。(表紙クリックで、拡大できます)

 この表紙だけでも破壊力絶大です。

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