今日は、偶然に券をもらったので日本橋三越本店の世界遺産 アンコールワット展に行ってきました。
アンコールワット展 §
現物の像がいろいろあって見応えがありました。
しかし、例によって人が多くて見難いのは確かです。
いろいろな人間ではない顔を持つ神像もあって興味深いと思いました。
ある意味で、シュラトの一部の別解釈を見たのかもしれません。
人の顔も解釈が日本と違うし。
本来は §
本来は日暮里で墓参りに行ったのがメインです。
ちなみに、日暮里の崖から鉄道が見える墓地は、鉄道が好きな亡き父には良い場所だ、ぐらいの認識でしたが今は違います。日暮里の駅から西へ向かうと坂を上がってから下がります。下がった先は、かつて石神井川があったとされる谷筋です。しかし、石神井川は王子で丘を貫いて流路を変えてしまいました。
つまり、ここはそういう丘(台地)の上にあります。そして、丘は王子の公園からずっと続いて上野まで続きます。
さて、東京駅で降りて三越へ向かうと必然的に日本橋を通ります。
日本橋を通過しながら中央を見上げました。
そして気づきました。
高速道路で橋の上がふさがれた、というのは半分嘘です。
実は橋の真上で高速道度を左右に分かれて、中間の空間から空が見えます。
つまり、日本橋は高速道路で「覆われた」のではなく、「覆われ損なった」場所です。そして、なぜ「覆われ損なった」といえば、日本橋という明治の文化遺産を残すためです。昭和の論理で状況を明治の遺産をねじ曲げたのではなく、遺産のために昭和がよけているのです。
とりあえず、そういう経緯の結果を「昭和の文化遺産」として保存することなく、無かったことにするのが良いという風潮はどうでしょうね?
そして帰りは旧常盤橋を渡って神田駅から電車に乗って帰りました。また、あの橋を渡ってしまうとは! (そして別の橋を渡って駅に向かうのでした)