ひおあきら版を改めてチェックしてみたところ、以下のことが分かりました。
- ツルミはコクピットが見えるが顔はよく見えない
- カツマタは着艦カットのコスモタイガーの発言となっていて、キャラすらはっきり見えない
つまり、そもそもツルミ、カツマタは一般の隊員の設定さえあれば良く、ツルミの顔、カツマタの顔が設定されている必要さえ無かったことになります。
さてここが重要なポイントです。
ツルミは、コクピット内のパイロットが見える以上、作画に対する台詞の忠実度が高く、削りにくい存在です。(映像でパイロットが見えているのに台詞も無く着艦したら不自然だ)
それに対して、カツマタは「ただのコスモタイガーの着艦シーン」にオーバーラップした台詞でしかありません。つまり、台詞をカットしても作画は無駄になりません。ただの「コスモタイガーの着艦シーン」として使えます。
つまり、カツマタとは最後の最後まで登場するか否かを保留できる存在だったのではないでしょうか?
更に、監督と同じ名前は誤解を招きやすかったり、削る場合はおそらく決定者と同じ名前を持つものから削るであろう、ということからツルミよりもカツマタが消えやすいとも言えます。
新年なのに §
まだカツマタの話題で引っ張るか!
いやいや。
ヤマトネタは体内工場で追加生産されるので尽きることはありません。「さらば」までなら資料一切無しでいい加減な語りを延々と続けられるぞ! 台詞もまだいっぱい覚えているしね。第2艦橋の「林」と言われてもすぐ分かるぐらいだ。
「林、進路修正は?」
「左3度です」