サーバのトラブルのおかげ、というか芋ずる式に関係ない範囲の対処も山ほど出てきて「こりゃストレス解消しないとダメだ」と思い、丁度シネマイレージ会員は割引される火曜日だったので、念願の映画「シャーロック・ホームズ」を見てきました。
吹き替え版だ §
楽をして映画に集中したかったので、吹き替え版です。ただし、府中の劇場では午前中の早い時間に1日1回だけ上映です。字幕版は1日3回もやっているので、かなりの格差です。やはり、マニアは吹き替え版を好むのかも。
面白いぞ §
特に印象深い点は以下の2つです。
- ホームズの性格が壊れている
- 魔法の存在を根底から否定している
ワタソンは女房役なのに女房を作って出て行こうとしているし。
かなりの殴り合う肉体派アニメだし。
服を脱がされてベッドの上に縛られるし。(誰がだかは映画を見てくれ)
魔法の全否定は気持ちが良いですね。全てがトリックです。今の世の中、魔法の存在を信じてしまうような風潮も当たり前だし。コンピュータゲームの魔法は想像力なく他人の言説の奴隷になることを科学的だと錯覚した連中へのいい反骨だと思ったら、今度は科学も分からず魔法を信じてしまう人たちが増えて諸刃の剣。スチームパンク系でも、あり得ない機械だの詠唱だのと、過剰に変な方向に行きすぎ。
ならば、やはり不思議に見える出来事に全て合理的な理由を付けて終わるべきでしょう。そういう映画ですね。上記で動く人型兵器などという下らないものは出てこず、出てくる機械も想像はしていても限界をわきまえています。
進水 §
建設中の橋が舞台になるのは、日本で言えば建設中の東京タワーが舞台になるようなものでしょうね。
それにしても、格闘のついでに建造中の船が船台を滑り落ちて水に入ってしまう描写は凄かった! あれはもう、大作映画のスケール感でしょう。
次は §
ダレン・シャンが見たいかな。もう特に見たい映画もないかと思ったら、GW前にもいろいろ見るものがあるようで。
いやー、映画って本当にいいものですね。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。