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2010年04月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 3137 count

ヤマトと大戦略 (今回はなぜか力が入って長いぞ)

Written By: トーノZERO連絡先

「モデグラ6月号の80年代のリアルロボット特集について改めて思い出したことがある」

「というと?」

「ARIIのバルキリーとか、買ったわけではないが店で見た記憶がある」

「なるほど。でも、なぜ買わなかったの?」

「うんそこだ。見たのは、某所にあった玩具店などなのだけどね。最近行ったらもうなかった。そういう店だ。そこにはもっと別のサプライズがあったわけだ」

「というと?」

「ボードSLGも売ってた。しかも、レッドサン・ブラッククロスのサプリメント・シナリオとかもあった」

「それは凄いね」

「あのとき、もしレッドサン・ブラッククロスの本体も売っていたら、買っていたと思う」

「そうか、本体がないとプレイできないからね」

「結局、あとから第7機甲師団とか、佐藤大輔系ではないがFLEET BATTLESとか買ったけど、相手がほとんどいないのでやめちゃった経緯がある」

「そうか。リアルロボットに行かないで、ボードSLGに行った訳ね」

「一時期、アニメ雑誌よりもTACTICS買ってたしね。あまり多くないけど」

「昔あったSLG雑誌だね」

「しかも、アニメ系のゲームよりも、ヒストリカルなゲームか、それに近い架空戦記系だね。登場兵器が実在か、実際に計画が合ったようなもの」

「なるほど。それはロボットに行かないわな」

「しかし、ボードSLGの相手がいない問題は、実はパソコンの大戦略で解消されていく」

「なるほど。そこで話がPCに繋がっていくわけだね」

「一応、PC-9801の現代大戦略からしばらくやっていたかな。III以降のリアルタイム進行はあまり面白くなくてやめちゃったけど。何しろ、ある味方ユニットが目的地に到着して指示を出そうとすると次々別の味方ユニットが敵と遭遇して何をするつもりだったか分からなくなってしまう」

「そういう不満は多かったんじゃないかな?」

「だから、後でキャンペーン版大戦略IIとか出てきてそれもやったけどね。でも話はそこから更に海派、山派の話に飛んでいく」

「というと?」

「大戦略はどうやら戦車戦がメインの山派のゲームらしい。そもそも最初の現代大戦略に艦船ユニットは存在しないぐらいだからね」

「うん」

「IIになってヘリ空母はあれど、ヘリとハリアーしか搭載できないのだ」

「本格的な海戦は無理だね」

「でも、おいらは海戦や上陸作戦をやりたかったのだ」

「それは矛盾してるね」

「うん。だから、海が多いマップで、陸地はつながっているのにあえて敵本拠を海から攻めたりしたよ。あのときはよく知らない機種を使ってみようというわけで、あえてトーネードを使ったかな。あとでファントムの方がいいと気づいたけど。増加タンクありの装備に変更したり空中給油機も用意して、ともかく海から敵の本拠を攻めて上陸もやって勝ったこともあるな」

「大変そうだな」

「うん、強襲揚陸艦だけでなくヘリ空母2隻とそれ用のハリアーまで生産して連れて行ったぐらいだし。まあ、主力は空中給油で敵本拠まで飛ばしたトーネードだったけど」

「それで?」

「DOS/VのSuper大戦略もけっこうやった気がするけど、これも最初の方のマップだったか、上陸作戦をするのがあって、けっこうやった気がする」

「それは海系だね」

「そろそろ話をヤマトに戻そう」

「えっ?」

「実はヤマトとこういうゲームの相性は致命的に悪い」

「基本的にヤマトは単艦だからね。ユニット並べるゲームとの相性は良くないだろう」

「いやそうじゃない」

「ええっ?」

「ユニットを生産できて多数並べる発想が山派なんだ」

「というと。海派は?」

「1つとは限らないが、少数のユニットを最初から並べて増えないのだろうと思う」

「そうか」

「たとえば、FLEET BATTLESの最初のシナリオは最小の編成で確か日本が2隻でアメリカが4隻だったと思う」

「日本側はたったユニット2つ!」

「でも、これは1回某所でプレイしたが、意外と面白かったねという結論になった」

「そうか。ユニットが多ければ良いという話ではないのか」

「そこで思った」

「なにを?」

「佐藤大輔がデザインしたヤマトSLGってのもやってみたいかもしれない」

「レッドサン・ブラッククロスにはヤマトネタも入ってるしね」

「他にも年代の近いネタが満載だから、空気も分かってると思うよ。核開発をD計画とか言っちゃうセンスは紛れもなく近い」

「やっているのは田所博士だしね。そうなるとボードSLGでもいいってことになる?」

「もちろんだ」

「きっと今時、相手が見つからないぜ」

「2人プレイでも1人でプレイしてやるさ」

「でも、今ならコンピュータSLGの方が可能性が高くないか?」

「誰かが予算を出してくれるなら、喜んでプログラムを書くさ。ああ、でもそこまで行くと条件によるかな」

「そうだね。ファンへの貢献だから安くやってくれとか、発注側の試算が甘すぎる場合は引き受けられないかもしれない」

「そういう事例が珍しくもないしね」

「だからさ。こっちはけっこう柔軟なんだよ。実はガ○ダムバンザイって言ってください、という仕事も引き受けられる」

「本当に?」

「が○だむばんざ~い (転げ落ちる)」

「言っちゃったよ」

「ただし、ヤマトバンザイより高くつく。あとから、あれは嘘じゃないかと言われるリスク分が上乗せさせれるから、高く付く。だから、ガ○ダムバンザイっていう仕事はありなんだし、金額さえ折り合えば引き受けるんだけど、リスク分の金が出ることはないから金額が折り合わない。向こうは、素人のガ○ダムファンがこんなに低い金額で喜んで叫んでくれるのだから、こちらも同じ金額で叫べるはずだと思うが、もちろんそんなことはないので折り合わない。こちらはヤマトファンだからね」

「あ、実際にヤマトとかガ○ダムとかの仕事を引き受けてるわけじゃないからね」

「あくまで、たとえ話にアニメのタイトルを出してるだけだ。しかしIT関係は、そういう予算のミスマッチが多いからなあ」

「発注側はどうしても予算を抑えたがるのかな?」

「いや。どちらかというと、発注側も素人というケースが散見される。たとえば、当然想定されるテストなどのコストや期間の見積もりが甘すぎるとか、珍しくもない。あるいは誇大宣伝された素敵なツールや言語の性能を鵜呑みにしているとかね」

「本当に使えるかまず検証しないと、どんなものであっても、うかつには使えないのだが」

「すぐ使えて宣伝通りの結果が出るという前提で来たら、まず予算が折り合わないね」

「話はそれだけ?」

「他にもあるぞ。予算ってのはいくらで引き受けられるか条件闘争的な部分がある。だから、些細な条件に食い違いがあるだけなら、ちょっと提案を試行錯誤するだけで通る可能性がある」

「うん」

「でも、いきなり1回限りで引っ込めちゃって他のところに持って行くケースもある。こっちは、些細な条件が噛み合ってないだけですよ、と言っていても、断られたショックで全否定されたと思ってしまうケースもあるようだ」

「なぜだろう?」

「西崎さんが言うとおり、今時の30代、40代はダメだってことかもね。まあ、それは人にもよるけど」

「そろそろ話を終わらせよう」

「というわけで、PC-EngineやPlayStationのヤマトはやったけど、たぶん佐藤大輔にデザインを依頼したら全く別のヤマトゲームになるかもしれないし、それはあってもいいと思う。その場合、もしコンピュータSLGにするなら、こちらで書ける可能性がある。無垢の人間を爆撃して虐殺するようなプログラムを書いてあげよう。飛鳥のいけぬ空などないのだからね。もちろん、ひおあきら版にあるヤマトの爆撃装備を使ったガミラス本土爆撃の話だ。まあ、採算が取れないから無理だろうけど」

「ってか、最初から無理だろ!」

「うーん、無理だねえ。というか、絶対にあり得ないから自由に何でもネタにできるのがヤマトのいいところ」

「絶対にあり得ないと思った実写版が実現してるから、確実とは言えないけどね」

「確かに」

「突然思い出した」

「なに?」

「そういえば、C# 1.0が出た頃に、六角形のヘクスを使ったSLGを少し試作してプログラムも少し出来ていたんだ」

「ほう?」

「任意のユニットをデザインできる汎用型のゲームでね。そういえば、ああいうソースが未完成のまま放置されていたな」

「なぜ完成させなかったの?」

「技術的にはすぐソースやアーキテクチャが古くなってしまってね。それから、他にちょっといろいろごにょごにょとビジネス的な深い事情があってね」

「じゃあ、ヤマトゲームもその延長線上にあり得るのかな?」

「無いと思うよ。だって、六角形のマップで戦闘するだけなら昔からいろいろあると思うし」

「その先なんだね、見たいのは」

「うん。その先だ。でも、いいかもしれないぞ」

「何が?」

「ひおあきら版準拠のヤマトゲーム。ゲール艦隊も出てきて、ワープ中の戦闘もあって、バラン星は戦車隊で海から攻めて、ガミラス本星は神様の涙も枯れるほど一般人まで爆撃装備で殺戮だ」

「テレビ版準拠のヤマトゲームばかりだからね」

「あるいは、石津嵐版準拠のヤマトゲーム。スパイを探せ!」

「しまった。スパイは島だ!」

「それってただのダジャレ」

「ひおあきら版でもできるぞ。スパイを探せ!」

「ドリルミサイルに紛れ込んできたのか!」

「いやまてよ。佐藤大輔作品には、ゲーム開発会社で裏切り者を捜す小説ってなかったっけ?」

「ということは、ヤマトゲームも」

「ガミラスと戦うのではなく、ヤマト艦内で反乱を意図した奴を探して反乱を鎮圧するゲームになったりしてな」

「もちろん、藪とは限らないぞ」

「真田や徳川の場合もあって乱数で決まる」

「もともと一時は反乱が予定されたキャラだからな」

「実は最初に艦長不信だった古代も誤解が解けない場合、反乱したかもしれないぞ」

「そうか、古代も候補にはいるのか」

「CDをひっくり返すとB面はガミラス版」

「デスラー総統になって、ヒスの反乱を鎮圧。ってか、B面って発想がアナログだよ」

「いや本当にヤマトが一発も撃たないで終わってしまうヤマトゲームがありえそうだ」

「ヤマトって本当ならそういう作品だと思うよ」

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