「というわけで、大珍事だ」
「というと?」
「ネギま!30巻5月17日。FAIRY TAIL21巻5月17日。月光条例9巻5月18日発売」
「それで?」
「全部熱心に読んでいるコミックだ。それがこれほど集中するとは」
「これまではどうだったの?」
「少なくとも、3冊も集中したことはないと思うな。まあ、それほど熱心に確認はしていないが」
「なるほど。珍事だね」
「だあむですとろいに凄いことだよ」
「ネギま!とFAIRY TAILは別途感想があるとして、月光条例ってそんなに面白いの?」
「うん。面白いぞ。特に巻が進むと凄くだあむですとろイイぞ」
「なんだよ、そのだあむですとろって」
「赤ずきんちゃんの口癖だ。特に、いで始まる言葉を言うときには、だむですとろ、を頭に付けるところがいい」
「むちゃくちゃだね」
「日本1の桃太郎に対抗してシンデレラ、赤ずきん、そして主人公が並んで、こっちは世界1だと言うところも格好いいね」
「確かに世界規模のキャラだね」
「それに実は、密かに藤田和日郎ファンでもあるしね」
「ほう?」
「うしおととらは全部読んだし、からくりサーカスも3/4ぐらい読んでるかな。あとで続きを読もうと思ってる。邪眼は月輪に飛ぶも読んでるし実はアニメの妖逆門も見てたぞ」
「それは凄いね」
「自慢できることではないけどね」
「それで、何かいいたい?」
「世の中偶然ってあるのだなあ、という驚き」
「そうか。君の趣味に合わせて出版計画が立っているわけがないからね」
「うん。おそらくただの偶然だろうけど」