2010年05月25日
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感想・映画「ゼロのスタートウィンクル」

Written By: トーノZERO連絡先

 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』(ふう、長い)を見てきました。強引にスケジュールをねじ込んで。

タイトル §

 超・電王トリロジーは全て主役の名前がタイトルに織り込んであるわけですね。だから、「ゼロのスタートウィンクル」の最初の4文字だけ読むと「ゼロノス」。

本編 §

 ゼロノスの話を延々とやるのかと思ったら、結局電王の出番も多く、結局大筋では「いつもの電王」的な話になっています。イマジンがいて、契約した人間がいて、事件が起こり、ドタバタしながら超電王がイマジンを倒すという流れは全く同じ。

 ところが、今回の映画の最大の見せ場は、暴走するトラックから愛理を助ける侑斗であり、「いつもの電王」を期待する客を裏切らないと同時に、それを大きく裏切ってくれます。だから、イマジンを倒しても映画は終わらないわけですね。愛理と侑斗の関係に決着が付いて始めて映画が終われるわけです。

しかし §

  • 自転車で登場するモモタロス
  • 浮浪者に混じって出てくるモモタロス
  • 労務者姿で働くみなさん

 このあたりも良かったですね。

 中でも、特に愛理と侑斗がコーヒーを飲むシーンが良かった!

オマケ §

「今回は痛感したよ」

「何を?」

「だからさ。一応ライダーと名前が付いてるのだから、悪い怪人を倒して終わると思うじゃないか」

「うん」

「でも、実際は怪人を倒す話ではなく、ラブロマンスの話なんだよ」

「えっ?」

「だからさ。ストーリーの都合上、出てきたイマジンは倒されるけど、それは映画の終わりを意味しないし、まして主役のゼロノスではなく超電王がやってしまう」

「それで?」

「だから、映画館っていうのはオレが見たいものを見にいく場所ではなく、作り手が見せたいものを見にいく場所なんだよ」

「なるほど」

「だから、ラブロマンスの甘い映画だったのは少々意外だが、むしろそれを受け止める資質が問われたのだと思う」

「それで受け止められたの?」

「うん。ヒロインとしてはもっと年下で活発な方が好みだが、愛理救出の時に見つめ合う2人とか凄く良かったよ」

「これはこれで良かったということだね」

「うん。それにまだ3部作の1作目を見たに過ぎない。結論は3本見るまで出せないだろう」

「そうか。まだ始まったばかりか」

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