Written By: 川俣 晶
今日は損保ジャパン東郷青児美術館のトリック・アートの世界展 -だまされる楽しさ-に行ってきました。暑いから涼しいところに行って炎天下長距離を歩いて汗だくになるのはやめておこうシリーズです。
実は、「トリック・アート」の趣旨を少し誤解していました。高尾山口のトリック・アート美術館のような世界を漠然と予想していましたが、ここにあったのはもうちょっとアート的に深い作品群なのでしょう。だから、視覚トリックで違うものが見えるというよりも、違う見せ方の方が主となり、解釈するという手順が重要な意味を持ちます。というよりも、「見るだけでは何がトリックなのか分からない」作品も多くあります。
そういう意味で、かなり難しい手応えはありました。その難しさが挑戦であり、アートなのでしょう、たぶん。
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