スタッフ §
- 放送局: テレビ東京系列
- 放送期間: 1987年6月3日~1987年12月30日
- エグゼクティブプロデューサー:佐藤俊彦(葦プロダクション)
- 企画:安井美紀子(テレビ東京)・木村京太郎(読売広告社)・加藤博(ACTAS)
- シリーズ構成:園田英樹、岸間信明
- キャラクターデザイン:つるやまおさむ
- メカニックデザイン:山田高裕、原口清
- 美術監督:東条俊寿
- 色彩設計:笠森美代子
- 撮影監督:諸橋文彦(旭プロダクション)
- 編集:後田良樹(JAY FILM)
- 音楽:あかのたちお
- 音響監督:田中英行
- 効果:野口透(アニメサウンド)
- 録音制作:AUDIO・タナカ
- プロデューサー:廣部琢之(テレビ東京)・渡辺和哉(読売広告社)・梅原勝(ACTAS)
- 監督:吉田浩
- 製作:テレビ東京・読売広告社・葦プロダクション
WikiPediaより
概要 §
マシンロボ クロノスの大逆襲の続編……であって、続編ではない。ジェットとドリルなど若干のロボが継続して登場するだけで、世界観の継承はありません。
少年達が漂着した惑星では、マシンロボが戦争を行っていましたが、最後にここが人類による兵器の実験場だったことが分かります。
感想 §
おそらくこれはB案です。明らかに本気で建てた企画とは思えません。主人公からして、アールジェタンは怒ると怖い♪、です。主人公的な最強ロボを示して怖いはないでしょう。敵も学ラン風のガクランダー、借り上げているカリアゲン、そり込んでいるソリコンダー、ヤのつく職業みたいなヤーサンド等々。やりたい放題の無茶苦茶です。
しかし、型に力が入っていない分だけ、爽快にぶっちぎっていた感じもありますね。
爽快になりきれなかったクロノスの大逆襲とは大違いです。
ちなみに、何が凄いってバトルハッカーズのぶっちぎり隊。何と車の部隊なのに1つだけジェット戦闘機が混ざってる。しかも、ガイデンの電磁ホイップで高速に打ち出されるはずが、打ち出したはずのガイデンも一緒に走ってるのだ。ははは。
印象に残るのはお掃除の話。掃除で誤ってパワードスーツを来た女の子が弾の入った弾倉を整理してしまい、恐竜型のマシンロボが間違って空の弾倉を持って行ってしまうのだ。敵を前にして弾が出ないことに焦るマシンロボ。しかし、そこでいきなり肉弾戦に切り替えて爽快に勝ってしまうのだ。この爽快さこそがバトルハッカーズ!
クロノスの大逆襲と違って、ちゃんと人間の女の子も出てくる色気があるし、最大の謎であるマシンロボの存在理由も兵器の実験場という理由が付き、いつかやめさせるために戻ってくるという感じで話が占められたのも良かったですね。
マシンロボのベストはレスキューかバトルハッカーズかは微妙ですが、トップクラスの爽快さがあることは間違いありません。